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英語の資格試験の受験料を全部並べた|試験別の費用と受けられる回数

英語の資格試験は、受けるだけでお金がかかります。

しかも試験によって、方式によって、申込のタイミングによって金額が変わります。

このページでは、主要な英語の資格試験の受験料を、各試験団体が公表している金額だけで並べました。

あわせて「1年で何回受けられるか」も、公式が書いている範囲でまとめます。

目次

英語の資格試験の受験料を1枚に並べる|まず全体の相場

細かい話に入る前に、全体の幅を先に見ておきます。

下の表は2026年9月時点で各団体が公表している金額です。

試験 1回あたりの受験料(税込) 測る技能
英検(従来型・本会場) 4,000円〜12,400円 4技能(級による)
英検S-CBT 7,700円〜10,500円 4技能
TOEIC L&R 公開テスト 7,700円/7,810円 聞く・読む
TOEIC Speaking 単独 6,930円 話す
TOEIC S&W 10,450円 話す・書く
TEAP(2技能) 6,000円 読む・聞く
TEAP(4技能) 15,000円 4技能
IELTS(コンピューター版) 29,700円 4技能
TOEFL iBT US$195(円建ての定めなし) 4技能

いちばん安いのは英検5級の4,000円、いちばん高いのはIELTSの29,700円です。

7倍以上の開きがあるので、「英語の資格試験の相場はいくら」という言い方は成立しません。

受ける試験を決めてから予算を組むしかない、というのが正直なところです。

英検の受験料一覧(2026年度・級別/方式別)

英検はいちばん方式が多い試験です。

日本英語検定協会が2025年11月10日に公表した2026年度の検定料一覧から、そのまま数値を採りました。

級 本会場(個人・団体) 準会場(団体申込のみ)
1級 12,400円 実施なし
準1級 10,400円 実施なし
2級 9,000円 6,800円
準2級プラス 8,600円 6,300円
準2級 8,400円 6,000円
3級 6,800円 4,900円
4級 4,600円 2,800円
5級 4,000円 2,400円

準会場は団体申込のみで、1級と準1級は対象外です。

4級と5級は一次試験のみの実施になります。

同じ2級でも、本会場9,000円と準会場6,800円で2,200円違います。

学校でまとめて受けられる人は、それだけで安く済むということです。

級 英検S-CBT(テストセンター) 英検S-Interview
1級 実施なし 12,500円
準1級 10,500円 10,500円
2級 9,600円 9,600円
準2級プラス 9,200円 9,200円
準2級 9,000円 9,000円
3級 7,700円 7,700円

英検S-Interviewは、受験上の配慮措置に適した本会場で実施される方式です。

S-CBTは本会場の従来型より、どの級も600円ほど高くなっています。

英検の受験料は2026年度に全級100円下がった

値上げのニュースばかりが目につく中で、英検は逆の動きをしました。

2026年度第1回検定から、英検(従来型)・英検S-CBT・英検S-Interviewの全方式で、全級一律100円の引き下げです。

たとえば1級は12,500円から12,400円、3級は6,900円から6,800円になりました。

協会は理由も公表しています。

AIを活用した問題作成・採点業務の改革やデジタルサービスの推進で運営を効率化し、財務基盤が改善したこと。

そして物価上昇で家計の教育費負担が増えていることを踏まえた、という説明です。

100円は小さい額ですが、公益財団法人が値下げの根拠まで書いて公表するのは珍しいので、記録として残しておきます。

なお海外会場の検定料は別途案内されるとされていて、この表には含まれていません。

TOEICの受験料一覧(L&R・S&W・Speaking単独)

TOEICは受けるテストによって金額が分かれます。

IIBCが公表している公開テストの受験料です。

テスト 通常申込 追加申込期間
TOEIC L&R(紙の公式認定証あり) 7,810円 —
TOEIC L&R(紙の公式認定証なし) 7,700円 —
TOEIC S&W 10,450円 13,200円
TOEIC Speaking(単独) 6,930円 8,745円

L&Rは紙の公式認定証の発行有無で110円変わります。

全受験者にデジタル公式認定証は発行されるので、紙が要らない人は7,700円で済みます。

S&WとSpeaking単独には「追加申込期間」があって、こちらは割高です。

申込締切後に空席がある場合にかぎり、締切日の翌営業日から期間限定で受け付ける枠だからです。

S&Wの場合、通常10,450円が追加申込では13,200円になります。

差は2,750円なので、締切に間に合わせるだけでこの金額が浮くことになります。

TOEICの受験料を下げる唯一の公式ルート|リピート受験割引

TOEIC L&Rには、公式の割引制度があります。

半年後から翌年同月までの公開テストで、1回だけ割引価格で受験できる仕組みです。

対象 紙の認定証あり 紙の認定証なし
通常価格 7,810円 7,700円
リピート受験割引(2026年12月の試験日まで) 6,710円 6,600円
リピート受験割引(2027年1月以降の試験日) 7,150円 7,040円

2026年12月までなら1,100円、2027年1月以降は660円の割引です。

割引幅が2027年1月から縮むので、続けて受ける予定がある人は日程の順番を考える余地があります。

団体バウチャーや振替受験バウチャーを使うときは割引の対象外になります。

TOEFL iBTの受験料は米ドル建て|円の金額が決まらない理由

TOEFL iBTだけは、他の試験と料金の決まり方が違います。

正規受験料はUS$195で、日本円の金額そのものが定められていません。

TOEFLテスト日本事務局は、申込月の月初の為替レートに3円を足したものを換算レートとして使うと説明しています。

つまり同じ試験でも、申し込む月によって支払う円の額が変わるということです。

この受験料は2025年4月1日以降の予約分から適用されたもので、それ以前はUS$245でした。

US$50の減額で、発表は2025年3月19日です。

値下げされたとはいえ、為替次第では日本の試験の中でいちばん高くなる可能性があります。

TOEFL iBTの受験料に付いてくる追加費用の一覧

TOEFLはオプションの手数料が細かく決まっているのも特徴です。

ETSが公表している金額をそのまま並べます。

項目 手数料
緊急登録(受験日7日以内) US$49
リスケジュール(日程変更) US$69
キャンセルしたスコアの復活 US$20
追加スコア送付(1機関ごと) US$29
SpeakingまたはWritingの採点見直し US$80
Speaking&Writing両方の採点見直し US$160
エクスプレス採点 US$129
返金処理手数料 US$30

日程変更のUS$69は、受験料US$195の3分の1以上です。

出願で複数校にスコアを送る場合、1機関ごとにUS$29がかかる点も見落としやすいところです。

5校に追加送付すればUS$145で、受験料に迫る額になります。

IELTSの受験料|2026年8月にペーパー版が終わった

IELTSは、この1年で形そのものが変わりました。

日本英語検定協会のIELTSコンピューター版の案内によると、ペーパー版は2026年8月で終了しています。

現在の受験料はコンピューター版の29,700円(税込)です。

試験の内容・採点基準・試験時間はペーパー版とまったく同じとされています。

違うのは実施の形だけで、リスニング・リーディング・ライティングをコンピューターで受け、スピーキングは試験官との1対1の対面方式です。

結果は受験後1〜5日で確認でき、有効期間は試験日から2年間です。

結果が1週間以内に出るのは、ここで挙げた試験の中でいちばん速い部類に入ります。

TEAPの受験料|4技能と2技能で金額が違う

大学入試で使われるTEAPは、受ける技能の数で料金が分かれます。

パターン 受験する技能 検定料(税込)
4技能パターン Reading/Listening+Writing/Speaking 15,000円
2技能パターン Reading/Listening 6,000円

2技能だけなら6,000円で、英検3級の本会場(6,800円)より安く受けられます。

2026年度は年3回で、7月19日・9月13日・11月22日の実施です。

ただし地域によって実施される回が違うので、申し込む前に自分の地域の日程を確認する必要があります。

試験別に見た「1年で何回受けられるか」

受験料と同じくらい大事なのが、機会の数です。

各団体が公表している範囲でまとめました。

試験 公式が公表している実施の頻度
英検S-CBT 原則、毎週土日に実施。同一検定回で同じ級を最大3回まで受験できる
英検(従来型) 第1回・第2回・第3回の検定回ごとに実施
TOEIC L&R 公開テスト 実施回数は受験地ごとに異なる(IIBCの記載)
TOEFL iBT 年間約170日程度・全211回、全国約50か所以上
IELTS(コンピューター版) 全国主要都市で実施。回数の公表数値なし
TEAP 2026年度は年3回(地域により実施回次が異なる)

ここで目を引くのは、TOEFL iBTの年間211回です。

1回あたりは高いものの、受けたいときに受けられる度合いはいちばん高いことになります。

逆にTEAPは年3回なので、1回落とすと次まで2か月前後空きます。

同じ「受験料」でも、機会が年3回の試験と毎週ある試験では、失敗したときの重みがまるで違います。

同じ4技能を測るなら、どの試験の受験料がいくらか

技能をそろえて比べ直すと、順番が変わります。

4技能をまとめて測る試験だけを、安い順に並べました。

順 試験 受験料
1 英検3級(従来型・本会場) 6,800円
2 英検3級(S-CBT) 7,700円
3 英検2級(従来型・本会場) 9,000円
4 英検準1級(S-CBT) 10,500円
5 英検1級(従来型・本会場) 12,400円
6 TEAP(4技能) 15,000円
7 TOEIC L&R+S&W(両方受験) 18,150円
8 IELTS(コンピューター版) 29,700円

TOEICで4技能をそろえるにはL&R(7,700円)とS&W(10,450円)の両方が必要で、合計18,150円になります。

TOEFL iBTは米ドル建てなので、この表には入れていません。

US$195を1ドル150円で換算すれば約29,000円ですが、これは公式の金額ではなくこちらの計算です。

英語の資格試験の受験料で見落としやすい費用

受験料だけを見て予算を組むと、あとで足りなくなることがあります。

公表されている中で、見落としやすいものを挙げます。

1つ目は、申込のタイミングによる差額。

TOEIC S&Wは通常10,450円が追加申込期間だと13,200円、TOEFLは受験日7日以内の登録でUS$49が上乗せされます。

2つ目は、日程変更とキャンセルの費用。

TOEFLはリスケジュールにUS$69、返金処理にUS$30がかかります。

TOEIC L&Rは申込後に試験日時の変更・受験者の変更・返金ができないと明記されています。

3つ目は、スコアの送付にかかる費用。

TOEFLは1機関ごとにUS$29です。

4つ目は、証明書の形式による差。

TOEIC L&Rは紙の公式認定証を付けると110円高くなります。

まとめ|英語の資格試験の受験料と回数の早見

最後に、この記事の数字を短くまとめます。

英検は2026年度から全級一律100円下がり、本会場で4,000円(5級)から12,400円(1級)です。

TOEIC L&Rは7,700円または7,810円、リピート受験割引を使えば2026年12月までは6,600円または6,710円です。

TOEIC S&Wは10,450円、Speaking単独は6,930円。

TOEFL iBTはUS$195で円建ての定めがなく、追加の手数料が細かく設定されています。

IELTSはペーパー版が2026年8月で終わり、コンピューター版の29,700円だけになりました。

TEAPは4技能15,000円、2技能6,000円で年3回です。

受験料は1回ぶんの金額だけでなく、受けられる回数と、失敗したときにかかる追加費用まで含めて見てください。

出典

本記事の金額は、以下の一次資料から採りました。

取得日は2026年9月6日です。

検定料と日程は変わることがあるので、申し込む前に必ず各公式サイトで最新の金額を確認してください。

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