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英検の日程は年に何回?従来型とS-CBTの実施回数を並べた

英検の日程は「年3回」と覚えられていますが、それは英検(従来型)だけの話です。英検S-CBTを足すと、2026年度に公表されている試験日は173日あります。

この記事は、英検(従来型)と英検S-CBTの2026年度の日程を、公益財団法人 日本英語検定協会の公式ページから並べ直したものです。日付はすべて2026年9月7日に取得し、日数の計算だけが編集部によるものです。

目次

英検の日程は従来型が年3回、S-CBTは2026年度の公表分だけで173日

英検には受験方式が2つあり、日程の作りがまったく違います。従来型は年3回の「検定回」に全国いっせいに実施し、S-CBTは原則毎週土日に実施します。

受験方式 2026年度の実施回数 受けられる級 試験日の決まり方
英検(従来型)本会場 年3回(各回1日) 1級〜5級の8級 協会が全国一律に指定
英検(従来型)準会場 年3回(各回A〜Fの6日程から1つ) 1級〜5級の8級 団体が6日程から選ぶ
英検S-CBT 2026年9月7日時点で173日ぶんが公表(4月〜11月実施分) 準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級の5級 受験者が会場ごとの日程から選ぶ

S-CBTの実施級について、協会は「1級、4級、5級を受験希望の方は、英検(従来型)でご受験ください」と書いています。1級・4級・5級を狙うなら、日程の選択肢は年3回しかありません。

英検(従来型)の日程一覧|2026年度の3回ぶんを全部並べた

個人で申し込む場合、受けられるのは本会場だけです。2026年度の本会場の一次試験日は3日しかありません。

検定回 一次試験(本会場) 二次試験A日程 二次試験B日程
第1回 2026年5月31日(日) 2026年7月5日(日) 2026年7月12日(日)
第2回 2026年10月4日(日) 2026年11月8日(日) 2026年11月15日(日)
第3回 2027年1月24日(日) 2027年2月28日(日) 2027年3月7日(日)

一次試験はすべて日曜日、二次試験もすべて日曜日です。4級・5級は一次試験のみで、二次試験はありません。

英検の準会場の日程はA〜Fの6日程。ただし選ぶのは団体

学校や塾を通して申し込む準会場は、1つの検定回に6つの日程が用意されています。協会の注意事項は「一次試験準会場の実施は、A〜F日程から1日程のみ選択できます」と書いています。

日程 第1回 第2回 第3回
準会場A日程 5月22日(金) 9月25日(金) 1月15日(金)
準会場B日程 5月23日(土) 9月26日(土) 1月16日(土)
準会場C日程 5月24日(日) 9月27日(日) 1月17日(日)
準会場D日程 5月29日(金) 10月2日(金) 1月22日(金)
準会場E日程 5月30日(土) 10月3日(土) 1月23日(土)
準会場F日程・本会場 5月31日(日) 10月4日(日) 1月24日(日)

選ぶ権利は受験者ではなく団体にあります。日程を自分で選びたいなら、準会場ではなくS-CBTを見るのが早いです。

ここが分かれ目

準会場F日程は「全国一律で受験級別に着席時間・試験開始時間・試験終了時間が決まっており、本会場と同じタイムスケジュールで変更は一切認められません」と協会が明記しています。A〜E日程とF日程は、同じ準会場でも扱いが違います。

英検の二次試験の日程は、申込方法と年齢で自動的に割り振られる

二次試験のA日程・B日程は、受験者が選ぶものではありません。個人申込と団体申込で振り分けの基準がまったく違います。

申込方法 A日程になる人 B日程になる人
個人申込 満21歳以上(2005年4月1日以前生まれ) 満20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)
団体申込 小学校・中学校・高等学校・一貫校・高等専門学校・専修学校高等課程・特別支援学校・教育委員会・大学・短大 塾

海外など一部特別会場の受験者と、障がい等による受験上の配慮の受験者は、1級〜3級共通でA日程になります。

1級の二次試験だけは会場が限られ、A日程・B日程ともに全国14受験地(札幌、仙台、横浜市、千代田、新宿・豊島、世田谷、新潟、名古屋、京都、梅田、天王寺、広島、福岡、沖縄本島南部)での実施です。

英検の申込期間の日程は、個人と団体で締切がずれている

同じ検定回でも、個人申込のほうが締切が遅く設定されています。差は最大3日です。

検定回 個人申込 団体申込 個人の締切から一次試験まで
第1回 2026年3月23日(月)〜5月7日(木) 2026年3月23日(月)〜4月28日(火) 24日
第2回 2026年6月30日(火)〜9月7日(月) 2026年6月30日(火)〜9月4日(金) 27日
第3回 2026年10月30日(金)〜12月14日(月) 2026年10月30日(金)〜12月14日(月) 41日

支払い方法でも締切が変わります。第1回はネット申込のクレジットカード払いが5月7日(木)締切、コンビニ申込とコンビニ・郵便局支払い(Pay-easy)は5月4日(月)締切で、3日早く終わります。

第3回だけは締切から試験日まで41日あります。年末年始をはさむため、申込を終えてから受験までがいちばん空く回です。

英検S-CBTの日程は原則毎週土日。月別に数えると17日から28日

協会は英検S-CBTを「原則、毎週土日実施」と説明していますが、実際の公表日程を数えると土日以外にも相当数の試験日があります。2026年9月7日時点で公表されている4月〜11月実施分を月別に数えました。

実施月 試験日数 申込開始日時
2026年4月 17日 2026年2月12日(木)18:00
2026年5月 17日 2026年3月5日(木)18:00
2026年6月 19日 2026年4月2日(木)18:00
2026年7月 21日 2026年5月7日(木)18:00
2026年8月 28日 2026年6月3日(水)18:00
2026年9月 23日 2026年7月8日(水)18:00
2026年10月 22日 2026年7月31日(金)18:00
2026年11月 26日 2026年8月28日(金)18:00
合計 173日 ―

いちばん多いのは8月の28日、いちばん少ないのは4月と5月の17日です。夏休みの8月は、4月の1.6倍の試験日が用意されています。

申込開始はいずれも実施月のおよそ2か月前、時刻はすべて18:00でそろっています。協会は「申し込みは先着順となります」と明記しているため、日程表よりも申込開始日時のほうが実務では重要です。

英検S-CBTの日程を曜日で数えると、土日は全体の4割

「原則毎週土日」という説明と、実際の日程表にはずれがあります。173日を曜日別に数えるとこうなります。

曜日 日数 全173日に占める割合
日曜 35日 20.2%
土曜 35日 20.2%
金曜 34日 19.7%
月曜 29日 16.8%
木曜 22日 12.7%
水曜 16日 9.2%
火曜 2日 1.2%

土日を足しても70日で40.5%にとどまり、残りの103日は平日です。金曜は34日あって日曜とほぼ変わりません。

ただし協会は「級や地域により毎週実施でない場合があります」「お申し込みの状況によっては、各日程における実施級を変更する場合がございます」とも書いています。全国合計では平日が多くても、自分の受験級と地域で同じ比率になるとは限りません。

英検の日程は、同じ級なら年に最大12回まで受けられる

受験回数の上限は方式ごとに決まっています。協会は英検S-CBTについて「同回次(第1回/第2回/第3回)で同じ級は、3回まで受験可能です」と明記しています。

方式 1検定回あたりの上限 年間(3回次)の上限
英検(従来型) 1回 3回
英検S-CBT 3回 9回
両方を併願した場合 4回 12回

協会は「英検(従来型)との併願も可能」と書いています。年間12回という合計は編集部の計算で、協会が「年12回」と表記しているわけではありません。

ここが分かれ目

1級・4級・5級はS-CBTの実施級に入っていません。この3つの級だけは、年間の受験機会が従来型の3回で打ち止めになります。日程の自由度は、狙う級によって4倍の差が出ます。

英検の日程から結果が出るまでは、方式で日数が違う

試験日を選ぶときは、結果がいつ出るかも一緒に見ておくと入試や出願の締切に間に合わせやすくなります。

方式・区分 試験日からウェブ合否公開日まで 公開時刻
従来型 一次試験(本会場) 22日(3回とも同じ) 級により11:00〜19:00
従来型 一次試験(準会場A日程) 31日 同上
従来型 二次試験(A・B日程とも) 9日(6回とも同じ) 受験者は13:00以降
英検S-CBT 最短25日・最長49日・中央値29日 17:00

従来型は3回とも同じ日数で動いていて、本会場の一次試験は22日後、二次試験は9日後で固定です。S-CBTの日数は173日程ぶんを1件ずつ数えた実測値です。

英検の日程を選ぶときに見落としやすい3つ

公式ページに書いてあるのに、日程表だけを見ていると抜け落ちるものがあります。

  • 準会場での受験上の配慮と海外会場はD・E・F日程のみ。協会は「一次試験準会場での『障がい等のある方への受験上の配慮』、『海外会場』はD・E・F日程のみです」と書いています
  • 二次試験に準会場はない。「二次試験の準会場実施はございません」と明記されており、団体申込でも二次は本会場です
  • S-CBTの受験票はメール。「受験票は試験日の約1週間前(予定)に、申込時のメールアドレスへ送信されます」とあり、郵送を待つ従来型とは届き方が違います

従来型の一次受験票は郵送で、2026年度第1回は5月25日(月)必着でした。未着の問い合わせ期間は5月26日(火)〜5月28日(木)17:00と3日間しかありません。

英検の日程まとめ|方式で選択肢が58倍違う

2026年度の英検の日程を、受験者から見た選択肢の数で並べ直すとこうなります。

受験者の立場 選べる試験日の数 備考
個人申込・従来型のみ 年3日 1級〜5級すべて可
団体申込・従来型のみ 年3日(日程は団体が決定) A〜Fから団体が1つ選ぶ
S-CBTのみ 173日ぶんが公表ずみ 準1級〜3級の5級のみ
従来型+S-CBT併願 176日 同一級は年12回まで(編集部の計算)

個人申込の従来型だけを見れば年3日、S-CBTを含めれば173日。同じ「英検の日程」でも、方式を変えるだけで選択肢は58倍近くになります。

なお2026年度のS-CBTは、2026年9月7日時点で12月以降の日程が公表されていません。第3回にあたる12月〜3月実施分は、公式の試験日程ページで随時追加されます。

この記事で使った英検の日程の一次ソース

本文の日付・回数はすべて以下の公式ページから2026年9月7日に取得しました。日数の計算と曜日の集計だけが編集部によるものです。

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