2026年度の英検の検定料は、いちばん安い準会場の5級が2,400円(税込)、いちばん高い本会場の1級が12,400円(税込)です。同じ級でも受ける会場と方式で金額が変わり、2級なら準会場6,800円・本会場9,000円・英検S-CBT9,600円と、2,800円の開きがあります。
この記事は、公益財団法人日本英語検定協会が公表している2026年度の検定料一覧を、級別・方式別に並べ直したものです。数字はすべて2026年9月16日に公式サイトと協会の発表資料(2025年11月10日付の速報)で確認しました。金額はすべて協会の表記どおり税込です。推測で埋めた数字は1つもありません。
英検受験料はいくら?2026年度は2,400円から12,400円まで
最初に全体の幅だけ押さえます。英検には申込区分と会場の組み合わせが4通りあり、それぞれ金額表が別になっています。
| 方式 | いちばん安い級 | いちばん高い級 |
|---|---|---|
| 英検(従来型)準会場 | 5級 2,400円 | 2級 6,800円 |
| 英検(従来型)本会場 | 5級 4,000円 | 1級 12,400円 |
| 英検S-CBT | 3級 7,700円 | 準1級 10,500円 |
| 英検S-Interview | 3級 7,700円 | 1級 12,500円 |
上と下の差は10,100円です。準会場の5級2,400円と、英検S-Interviewの1級12,500円が両端になります。同じ「英検の受験料」という言葉でも、どの級をどこで受けるかで5倍以上ちがう形です。
英検の受験料を、級別・方式別に全部並べた
協会が2025年11月10日に出した速報には、4方式8級の金額が1枚の表に載っています。その2026年度の新料金だけを取り出したのが次の表です。
| 級 | 準会場(団体申込のみ) | 本会場 | 英検S-CBT | 英検S-Interview |
|---|---|---|---|---|
| 1級 | ― | 12,400円 | ― | 12,500円 |
| 準1級 | ― | 10,400円 | 10,500円 | 10,500円 |
| 2級 | 6,800円 | 9,000円 | 9,600円 | 9,600円 |
| 準2級プラス | 6,300円 | 8,600円 | 9,200円 | 9,200円 |
| 準2級 | 6,000円 | 8,400円 | 9,000円 | 9,000円 |
| 3級 | 4,900円 | 6,800円 | 7,700円 | 7,700円 |
| 4級 | 2,800円 | 4,600円 | ― | ― |
| 5級 | 2,400円 | 4,000円 | ― | ― |
「―」は金額が安いという意味ではなく、その方式でその級を実施していないという意味です。1級と準1級は準会場では実施されません。4級と5級は英検S-CBTと英検S-Interviewにありません。英検S-CBTには1級がありません。
協会は表に2つの注記を付けています。1つは「4級・5級は一次試験のみ」。もう1つは「海外会場の検定料(本会場・準会場)は、別途、確定次第、英検ウェブサイトにてご案内いたします」です。この記事の金額はすべて国内の話です。
英検の本会場の受験料は、1級12,400円から5級4,000円まで
個人で申し込むなら本会場の列を見ます。個人申込で受けられるのは本会場と英検S-CBTの2つです。
| 級 | 本会場の検定料 | 5級との差 | 5級を1としたときの倍率 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 12,400円 | +8,400円 | 3.10倍 |
| 準1級 | 10,400円 | +6,400円 | 2.60倍 |
| 2級 | 9,000円 | +5,000円 | 2.25倍 |
| 準2級プラス | 8,600円 | +4,600円 | 2.15倍 |
| 準2級 | 8,400円 | +4,400円 | 2.10倍 |
| 3級 | 6,800円 | +2,800円 | 1.70倍 |
| 4級 | 4,600円 | +600円 | 1.15倍 |
| 5級 | 4,000円 | ― | 1.00倍 |
差と倍率の列は、協会の金額を編集部が引き算・割り算しただけの計算値です。隣り合う級の段差でいちばん大きいのは4級と3級のあいだで、2,200円上がります。次が準1級と1級の2,000円、3級と準2級の1,600円です。逆に準2級と準2級プラスは200円、準2級プラスと2級は400円しか違いません。4級から3級で跳ねるのは、二次試験(面接)がある級とない級の境目にあたるからです。
協会は「一次試験免除者も同額です」と明記しています。一次試験を受けずに二次試験だけ受ける場合でも、検定料は上の表と同じ金額です。
英検の準会場の受験料は、本会場より1,600円から2,400円安い
準会場は、学校や塾が団体として申し込む場合の会場です。個人では申し込めません。その代わり金額が下がります。
| 級 | 準会場 | 本会場 | 差額 | 本会場に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 2級 | 6,800円 | 9,000円 | 2,200円安い | 75.6% |
| 準2級プラス | 6,300円 | 8,600円 | 2,300円安い | 73.3% |
| 準2級 | 6,000円 | 8,400円 | 2,400円安い | 71.4% |
| 3級 | 4,900円 | 6,800円 | 1,900円安い | 72.1% |
| 4級 | 2,800円 | 4,600円 | 1,800円安い | 60.9% |
| 5級 | 2,400円 | 4,000円 | 1,600円安い | 60.0% |
差額と割合の列は編集部の計算値です。下の級ほど割引率が大きく、5級は本会場の6割で受けられます。金額の差そのものがいちばん大きいのは準2級の2,400円です。
協会の表では、準会場の行は「一次試験=準会場/二次試験=本会場」と書かれています。つまり準会場で安く受けられるのは一次試験までで、面接がある3級以上は二次試験を本会場で受けることになります。4級と5級は一次試験のみなので、準会場だけで完結します。この構造が、4級・5級の割引率がいちばん大きいことと噛み合っています。
英検S-CBTの受験料は、本会場より100円から900円高い
英検S-CBTは、コンピューターを使って1日で4技能すべてを測る方式です。個人で申し込めますが、金額は本会場より高く設定されています。
| 級 | 英検S-CBT | 本会場 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 準1級 | 10,500円 | 10,400円 | 100円高い |
| 2級 | 9,600円 | 9,000円 | 600円高い |
| 準2級プラス | 9,200円 | 8,600円 | 600円高い |
| 準2級 | 9,000円 | 8,400円 | 600円高い |
| 3級 | 7,700円 | 6,800円 | 900円高い |
差額の列は編集部の引き算です。3級だけ900円と差が大きく、準1級は100円しか違いません。級が下がるほど本会場との差が開く形になっています。
英検S-CBTの検定料ページにも、同じ金額(準1級10,500円・2級9,600円・準2級プラス9,200円・準2級9,000円・3級7,700円、いずれも税込)が載っており、「2026年度の検定料は、2025年度の検定料より一律100円引き下げております」「一次試験免除者も同額です」と注記されています。
英検S-CBTには1級がありません。1級をコンピューター方式で受けることはできず、本会場の従来型か、配慮措置に該当する場合の英検S-Interviewに限られます。なお英検S-CBTは、同一検定回で同じ級を最大3回まで受験できると公式サイトに書かれています。
英検S-Interviewの受験料は、S-CBTと同額で1級だけ設定がある
英検S-Interviewは、受験上の配慮措置に適した本会場で実施される方式です。金額は英検S-CBTとほぼ重なっています。
| 級 | 英検S-Interview | 英検S-CBT | 差 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 12,500円 | ―(実施なし) | 比較できない |
| 準1級 | 10,500円 | 10,500円 | 同額 |
| 2級 | 9,600円 | 9,600円 | 同額 |
| 準2級プラス | 9,200円 | 9,200円 | 同額 |
| 準2級 | 9,000円 | 9,000円 | 同額 |
| 3級 | 7,700円 | 7,700円 | 同額 |
準1級から3級までは1円も違いません。違うのは1級の行があるかどうかだけです。英検S-Interviewの1級は12,500円で、本会場の従来型1級(12,400円)より100円高くなっています。
英検の受験料は2026年度に全級100円下がっている
2026年度の金額は、前年度から一律で下がったものです。協会が2025年11月10日に出した速報の内容をそのまま並べます。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年11月10日 |
| 発表者 | 公益財団法人日本英語検定協会(所在地:東京都新宿区、理事長:松川孝一) |
| 適用開始 | 2026年度第1回検定より |
| 引き下げ幅 | 全級一律100円 |
| 対象 | 英検(従来型)・英検S-CBT・英検S-Interviewの全方式 |
引き下げの理由も書かれています。協会は、AIを活用した問題作成および採点業務の改革、生涯学習アカウント等によるデジタルサービスの推進、英検S-CBTの海外展開の拡充といったICTの導入で運営のむだを削り、財務基盤の改善に一定の成果を上げたと説明しています。
あわせて「近年の物価上昇により家計の教育費負担が増大している状況を踏まえ」という一文も入っており、公益財団法人としての使命に立ち返った判断だと書かれています。協会自身が「わずかではありますが」「ごくわずかではありますが」と繰り返している点も、原文どおりです。
100円という幅は、本会場1級の12,400円に対して0.8%にあたります。金額の重みは小さいものの、値上げが続く検定が多いなかで、方式をまたいで一律に下げた発表という点で例が少ない形です。
英検の4級・5級は、準会場なら検定料1回分で最大3回受けられる
4級と5級には、協会が実施しているキャンペーンがあります。金額の話に直結するので、条件をそのまま並べます。
- 対象の級=4級・5級
- 対象の会場=準会場のみ(個人申込・本会場申込は対象外)
- 条件=準会場での有償受験で不合格になること(欠席は除く)
- 無償になる回数=最大2回(不合格になった回の次の検定と、その次の検定)
- 同一準会場で同一級の受験に限る
- 無償再受験で合格した場合、再々受験は対象外
- 無償再受験を申請・申込後に欠席した場合、再々受験は対象外
- 申請方法=団体責任者に申し出る(個人による申請・支払いは不要)
- 2026年度は第1回・第2回・第3回すべてが対象
5級なら2,400円で最大3回、4級なら2,800円で最大3回という計算になります。1回あたりに直すと5級は800円、4級は約933円です。この割り算は編集部の計算値で、協会がそう書いているわけではありません。
協会は「2027年度以降の継続は未定」としたうえで、2026年度第3回の不合格者は2027年度第1回・第2回で無償再受験ができると案内しています。
英検の受験料の払い方と、申込の締切
個人で本会場に申し込む場合の手続きも、金額とセットで確認しておく項目です。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 申込方法 | インターネット申込/コンビニ申込の2種類 |
| 支払い方法(インターネット申込) | クレジットカード、コンビニ・郵便局支払い(Pay-easy) |
| 支払い方法(コンビニ申込) | 店内の情報端末機で支払う |
| 実施回数 | 年3回(第1回・第2回・第3回) |
| 締切の例(2026年度第1回) | ネット申込のクレジットカード支払いは5月7日(木)締切/コンビニ・郵便局支払いは5月4日(月)締切 |
支払い方法によって締切が3日ずれています。コンビニ・郵便局支払いを選ぶと、クレジットカードより先に窓が閉じます。ぎりぎりで申し込むなら、支払い方法の選択そのものが期限を決める形です。
準会場は団体申込のみなので、通っている学校や塾が準会場になっているかどうかで、そもそも安い列が使えるかが決まります。この記事で参照した協会のページには、個人が準会場を選ぶ方法は書かれていません。
英検の受験料で、公表されていない数字
よく探されるのに、公式に数字が出ていないものを、公表されている範囲と合わせて並べます。
| 数字 | 公表の状況 |
|---|---|
| 海外会場の検定料 | 協会の表に「別途、確定次第、英検ウェブサイトにてご案内」とあり、金額が出ていない |
| 受験料の返金の有無と金額 | 今回参照した個人申込のページに返金に関する記載が無い |
| 英検S-CBTの申込締切日 | 申込開始日(2026年度第2回の10月実施分は7月31日18:00、11月実施分は8月28日18:00)は出ているが、締切日の記載が見つからなかった |
| 英検S-CBTの会場数 | 「試験会場検索」があるだけで、会場の総数が公表されていない |
| 年間の受験者数・志願者数 | 今回参照したページには掲載がない |
| 級ごとの合格率 | 検定料のページと発表資料には掲載がない |
| 2025年度以前の各年度の検定料 | 発表資料に載っているのは「現在(2025年度)」と「新料金(2026年度)」の2列だけ |
英検の受験料を1つの金額で書いている記事は、どの方式のどの級かを落としています。同じ2級でも6,800円から9,600円まで3通りあるので、方式を書かずに金額だけを出すと意味が定まりません。
英検の受験料で最後に確認しておくこと
申し込む前に、自分の目で確かめておきたい項目を並べます。
- 受けたい級が、その方式で実施されているか(1級は準会場と英検S-CBTに無い/4級・5級は英検S-CBTと英検S-Interviewに無い)
- 通っている学校や塾が準会場になっているか(なっていれば1,600〜2,400円安い)
- 準会場で3級以上を受ける場合、二次試験は本会場になる
- 英検S-CBTは本会場より100〜900円高い
- 一次試験免除でも検定料は同額
- 4級・5級を準会場で受けるなら、不合格時に最大2回まで無償で受け直せる
- 支払い方法で締切が変わる(コンビニ・郵便局払いのほうが早く閉まる)
- 海外会場で受けるなら、金額は英検ウェブサイトの別案内を見る
総額をいちばん左右するのは、準会場が使えるかどうかです。2級を準会場で受ければ6,800円、英検S-CBTで受ければ9,600円で、差は2,800円。級を1つ下げるより、会場を変えるほうが金額が動きます。
この記事に出てくる級別・方式別の検定料、100円引き下げの経緯、4級・5級チャレンジキャンペーンの条件、申込方法と締切は、すべて公益財団法人日本英語検定協会の公式サイトと、協会が2025年11月10日に公表した速報資料に載っている内容です。2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。差額・割合・倍率・1回あたりの金額の列は、協会の金額を編集部が引き算・割り算した計算値です。金額はすべて協会の表記どおり税込です。公表されていない数字は、この記事には書いていません。
この記事で使った英検の一次ソース
すべて2026年9月16日に開いて確認しました。リンクは張らず、URLをそのまま記載します。
公益財団法人日本英語検定協会|速報「2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ」(2025年11月10日付。4方式8級の2025年度・2026年度の金額一覧)
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2025/pdf/20251110_info_eiken.pdf
公益財団法人日本英語検定協会|英検 検定料(準会場・本会場の級別金額/1級・準1級は本会場のみ/4級・5級は一次試験のみ/一次試験免除者も同額)
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/group/fees/
公益財団法人日本英語検定協会|英検 2026年度の検定料
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/group/fees/2026/
公益財団法人日本英語検定協会|英検 試験日程・会場・検定料(個人でお申し込みを検討している方)(本会場の級別金額・申込方法・支払い方法・締切・年3回)
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/examinee/03/
公益財団法人日本英語検定協会|英検S-CBT 検定料(準1級〜3級の金額・100円引き下げ・一次試験免除者も同額)
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/administration/fees/
公益財団法人日本英語検定協会|英検S-CBT 公式サイト(1日で4技能・同一検定回で同じ級を最大3回まで・申込開始日)
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/
公益財団法人日本英語検定協会|英検4級・5級 チャレンジキャンペーン(児童・生徒・保護者用)(準会場のみ・不合格時に最大2回無償・2026年度は全3回が対象)
https://www.eiken.or.jp/eiken/45q-challenge/examinee/

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