TOEICの日程は「年10回」と書かれていることが多いのですが、2026年度の実際の数字は違います。TOEIC Listening & Reading 公開テストの試験日は2026年度で18日程あり、各日程が午前・午後の2回に分かれているため、実施回数は年36回です。
この記事は、TOEICの日程を公開テスト・IPテスト・Speaking & Writingの3つに分けて並べたものです。日程・受験地・申込期間はすべてIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式ページと公式PDFから2026年9月7日に取得しました。
TOEICの日程は年に何回?2026年度は18日程・36回
TOEIC L&R公開テストは毎月実施されます。IIBCは2026年度の日程発表で「年36回実施」と公表しています。
| 区分 | 2026年度の数 | 数え方 |
|---|---|---|
| 試験日(日程) | 18日程 | 受験地別日程表の列数 |
| 実施回数 | 年36回 | 1日程あたり午前・午後の2回 |
| 日曜日の実施 | 14日程 | ― |
| 土曜日の実施 | 4日程 | 6月・9月・12月・3月 |
「年10回」という数字は過去の実施回数で、現在のTOEIC L&Rには当てはまりません。1つの月に2日程が置かれる月が6か月あるためです。
TOEIC L&R公開テストの2026年度 試験日一覧
IIBCが公表している2026年度(2026年4月〜2027年3月)の試験日は次のとおりです。
| 月 | 試験日 | 月 | 試験日 |
|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 4月19日(日) | 2026年10月 | 10月25日(日) |
| 2026年5月 | 5月17日(日)/5月31日(日) | 2026年11月 | 11月15日(日) |
| 2026年6月 | 6月13日(土)/6月28日(日) | 2026年12月 | 12月6日(日)/12月19日(土) |
| 2026年7月 | 7月12日(日) | 2027年1月 | 1月10日(日)/1月24日(日) |
| 2026年8月 | 8月23日(日) | 2027年2月 | 2月14日(日) |
| 2026年9月 | 9月5日(土)/9月27日(日) | 2027年3月 | 3月6日(土)/3月14日(日) |
2日程ある月は5月・6月・9月・12月・1月・3月の6か月です。残る4月・7月・8月・10月・11月・2月は1日程しかありません。
IIBCは2026年度の日程について「2026年5月には初めて日曜日に2日程で実施いたします」「2025年度同様、6月、9月、12月、3月には土曜日にも実施されます」と告知しています。
TOEICの日程は「全国どこでも毎回」ではない
ここが日程表でいちばん見落とされるところです。18日程すべてを実施している受験地は、ごく一部しかありません。
| その受験地で受けられる日程数 | 受験地の数 |
|---|---|
| 18日程(全日程) | 14か所 |
| 15日程 | 1か所 |
| 14日程 | 1か所 |
| 13日程 | 1か所 |
| 12日程 | 5か所 |
| 11日程 | 2か所 |
| 10日程 | 6か所 |
| 9日程 | 1か所 |
| 8日程 | 2か所 |
| 7日程 | 2か所 |
| 6日程 | 15か所 |
| 5日程 | 3か所 |
| 4日程 | 8か所 |
| 3日程 | 3か所 |
| 合計 | 64か所 |
受験地別日程表に並ぶ64か所のうち、全18日程で実施しているのは14か所。最も多い層は「年6日程だけ」の15か所です。
数字はIIBCの「2026年度 TOEIC Listening & Reading公開テスト受験地別日程」(2026年4月掲載)を1行ずつ数えたものです。
TOEICの日程が18回そろっている受験地は14か所だけ
全日程で実施される受験地は次のとおりです。
| 地域 | 18日程すべてで実施される受験地 |
|---|---|
| 北海道・東北 | 札幌/宮城 |
| 関東 | 埼玉/千葉/東京/神奈川 |
| 北陸・甲信・東海 | 石川/静岡/愛知 |
| 近畿 | 京都/大阪/兵庫 |
| 中国・九州 | 広島/福岡 |
このほかに「特別開催」の受験地があります。宮古(岩手県・午後のみ)は8月23日と10月25日、会津若松(福島県)は6月28日と12月6日、上越(新潟県)は8月23日、上田・伊那(長野県)は12月19日のみの実施です。
住んでいる場所によって、受けられる日程が18回から3回まで変わります。年間の学習計画を立てるときは、全国の日程表ではなく自分の受験地の行を見る必要があります。
TOEICの日程と申込期間は約2か月半ずれている
申込は試験日のかなり前に締め切られます。IIBCが公表している実例を並べます。
| 試験日 | 申込期間 | 公式認定証 発行予定日 |
|---|---|---|
| 2026年9月27日(日) | 7月14日 10:00〜8月14日 15:00 | 10月15日 |
| 2026年10月25日(日) | 7月29日 10:00〜9月10日 15:00 | 11月12日 |
| 2026年11月15日(日) | 8月17日 10:00〜10月5日 15:00 | 12月4日 |
| 2026年12月6日(日) | 9月11日 10:00〜10月26日 15:00 | 12月23日 |
| 2026年12月19日(土) | 10月6日 10:00〜11月11日 15:00 | 2027年1月8日 |
申込開始は試験日の約2か月半前、締切は約1か月半前です。10月25日の試験は9月10日15:00で締め切られており、9月に入ってから「来月受けよう」と思っても間に合いません。
受付時間は午前実施が9:25〜9:55、午後実施が14:05〜14:35と公表されています。申し込むときに午前・午後のどちらかを選ぶ形です。
TOEICの日程から結果が出るまでは17日
日程を組むときは、結果が出る日も一緒に見ておくと計画が立ちます。
スコアはインターネットで試験日から17日後に表示されます。紙の公式認定証の発行予定日は、そこからさらに後です。
たとえば2026年12月19日の試験なら、公式認定証の発行予定日は2027年1月8日。転職や進学の書類提出に紙が要る場合、試験日から3週間分の余裕を見ておく必要があります。
申込から結果の紙が届くまでを通しで見ると、最短でも試験日の1か月半前に申し込み、試験日の3週間後に紙が出る計算になります。
TOEIC Speaking & Writingの日程は毎月1回・水曜と日曜が混在
話す・書くを測るTOEIC S&Wは、L&Rとは別の日程で動いています。
| 項目 | TOEIC L&R 公開テスト | TOEIC S&W 公開テスト |
|---|---|---|
| 実施の頻度 | 毎月(年18日程) | 毎月1回 |
| 1日あたりの実施 | 午前・午後の2回 | 午前・午後の2回 |
| 受付時間 | 9:25〜9:55/14:05〜14:35 | 10:30〜10:45/13:45〜14:00 |
| 曜日 | 日曜が中心・土曜も4日程 | 日曜のほか水曜の日程もある |
IIBCの日程ページには、2026年10月18日(日)、11月29日(日)、12月20日(日)、2027年1月31日(日)、2月28日(日)、3月28日(日)が並んでいます。TOEIC Speaking公開テストの試験日は、S&W公開テストと同じ日程です。
2026年10月18日の申込期間は8月21日10:00〜10月2日15:00で、そのあとに10月5日10:00〜10月9日12:00の追加申込期間が設けられていました。L&Rにはない仕組みです。
TOEIC IPテストの日程は団体が決めるので日程表が存在しない
TOEICにはもう1つ、日程の考え方がまったく違う受け方があります。IPテスト(団体特別受験制度)です。
| 比べる点 | 公開テスト | IPテスト |
|---|---|---|
| 日程を決める人 | IIBC | 実施する企業・学校などの団体 |
| 会場 | 公開テストで定められた受験地のみ | 団体が任意に設定 |
| 申込 | 個人が申し込む | 団体単位で申し込む |
| 年間日程表 | 公表されている | 存在しない(団体ごとに違う) |
IIBCは「団体にて試験会場と日程を任意に設定できます」と説明しています。オンライン方式では、団体がテスト実施期間そのものを設定します。つまりIPテストには「次の試験日はいつか」という問いが成立しません。
新規に実施する団体は、実施予定日の約1か月前までに問い合わせが必要とされています。個人でIPテストを申し込むことはできません。
TOEICの日程は公開テストとIPテストで受験者数も違う
日程の自由度の差は、受験者数にそのまま出ています。2024年度の実績です。
| 区分 | 2024年度の受験者数 | 平均スコア |
|---|---|---|
| TOEIC L&R 公開テスト | 735,425人 | 615点 |
| TOEIC L&R IPテスト | 1,041,495人 | 495点 |
IPテストのほうが約1.42倍多く受けられています。日程を自分で選べる公開テストより、会社や学校が日程を決めるIPテストのほうが受験者は多いという構図です。
平均スコアは公開テスト615点、IPテスト495点で120点の差があります。自分から申し込む人と、団体でまとめて受ける人の違いがそのまま出ている数字です。
TOEICの日程を選ぶときに見落としやすいこと
日程表を見るときの注意点を、公表されている事実だけでまとめます。
- 自分の受験地の行を見る:全18日程で実施される受験地は64か所中14か所。年6日程しかない受験地が15か所ある
- 締切は約1か月半前:試験日の1か月前に思い立っても申し込めない
- 午前・午後は申込時に選ぶ:受付時間は午前9:25〜9:55、午後14:05〜14:35
- 紙の認定証は試験日の約3週間後:提出期限がある場合はここから逆算する
- S&Wは別日程:L&Rと同じ日には実施されない
年2回受けるなら、たとえば9月27日と12月6日のように2か月半ほど間隔をあけると、1回目の結果を見てから2回目の申込ができます。結果が出るのが17日後、申込締切が1か月半前なので、この間隔より短いと「結果を見ないまま次に申し込む」ことになります。
TOEICの日程まとめ
2026年度のTOEIC L&R公開テストは18日程・年36回。土曜実施は6月・9月・12月・3月の4日程で、残りは日曜です。全18日程を実施している受験地は64か所中14か所にとどまります。
TOEIC S&Wは毎月1回、Speaking公開テストはS&Wと同じ日程。IPテストは団体が日程を決めるため、年間日程表そのものがありません。
日程・申込期間・受験地はIIBC公式ページおよび「2026年度 TOEIC Listening & Reading公開テスト受験地別日程」(2026年4月掲載)から、受験者数と平均スコアは「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025」の2024年度データから取得しました。取得日は2026年9月7日です。日程は年度ごとに変わり、追加・変更されることがあります。申し込む前に必ず公式サイトで最新の日程を確認してください。
この記事で使ったTOEICの日程の一次ソース
- IIBC 年間テスト日程(TOEIC Listening & Reading Test)(2026年9月7日取得)
- IIBC 2026年度TOEIC Program公開テスト日程について(2026年9月7日取得)
- IIBC 2026年度 TOEIC Listening & Reading公開テスト受験地別日程(PDF・2026年4月掲載)(2026年9月7日取得)
- IIBC テスト日程(TOEIC Speaking & Writing Tests)(2026年9月7日取得)
- IIBC 団体においてTOEIC Programをご利用いただくための実施手順・受験の流れ(2026年9月7日取得)
- IIBC TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025(2026年9月7日取得)

コメント