MENU

海外大学の出願に必要な英語スコアはどれくらい?国別の基準を並べた

海外大学の学部(undergraduate)に出願するとき、英語スコアの入口はだいたい決まっています。今回6か国8校の公式ページを開いて数字を採ったところ、学部入学の最低ラインはIELTS 6.0〜6.5、TOEFL iBTでいうと80〜90の帯に全校が収まりました。ただし同じ大学の中でも、進む学部や専攻によってラインが1段階上がります。

この記事は、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・アイルランドの各大学が公表している入学要件ページに書かれている数字だけを並べ直したものです。数字はすべて2026年9月11日に各大学のサイトで確認しました。英文は原文のまま引き、日本語訳は編集部によるものです。

目次

海外大学の出願に必要な英語スコアは、学部ならIELTS 6.0〜6.5・TOEFL iBT 80〜90が中心

まず結論から。今回実測できた6か国の学部入学の最低ラインを、1枚に並べます。すべて「その大学が全学として定めている最低基準」で、学部別の上乗せは含みません。

国 大学 IELTS Academic TOEFL iBT(旧0〜120) 出典の粒度
アメリカ Purdue University(学部) 6.5/各セクション6.0 88/各セクション20 学部入学の全学基準
アメリカ Arizona State University(学部・一般要件) 6.0(総合) 61 一般要件のプログラム
イギリス The University of Manchester コース別(5.5〜7.5+) 72〜120(IELTS換算) 全学の目安表
カナダ University of Toronto(学部) 6.5/各バンド6.0以上 89/SpeakingとWriting各22 学部入学の全学基準
オーストラリア The University of Sydney 6.5/各バンド6.0以上 85(換算表の値) 全学の標準要件
ニュージーランド Victoria University of Wellington(学部) 6.0/各バンド5.5以上 80 学部の標準要件
ニュージーランド University of Auckland(学部) 6.0/各バンド5.5以上 80/Writing 21 学部の標準要件
アイルランド University College Dublin 6.5/各バンド6.0以上 90/Writing 21・他19 全学の最低基準

8校のうち6校がIELTS 6.0か6.5です。国の違いより、むしろ「学部か大学院か」「どの専攻か」のほうが数字を動かします。以下、国ごとに公式ページの書き方そのものを見ていきます。

海外大学の英語要件は、2026年1月21日のTOEFL新スケールで二重表記になった

2026年に出願する人が最初につまずくのがここです。TOEFL iBTは2026年1月21日からスコア表記が0〜120から1〜6(0.5刻み)へ切り替わり、大学側の要件ページが「受験日で場合分け」する書き方に変わりました。

大学 2026年1月21日より前に受験 2026年1月21日以降に受験
Purdue University(学部) 88以上/各セクション20以上 4.5以上/各セクション4.0以上
University of Toronto(学部) 89/SpeakingとWriting各22 4.5/Writing 4.5・Speaking 4.0
University of Auckland(学部) 80/Writing 21 4.0/Writing 4.0
University College Dublin 90/Writing 21・他19以上 4.5/各セクション4.5以上
Arizona State University(一般要件) 61 3.5/4技能すべて3.5

同じ「TOEFL 4.5」でも、トロント大学はWriting 4.5・Speaking 4.0と非対称に、UCDは4技能すべて4.5と一律に定めています。新スケールは総合点が4技能の平均になるため、旧スケールの「合計で帳尻を合わせる」やり方が通りにくくなりました。

マンチェスター大学は移行期の扱いを1文で書いています。「TOEFL iBT scores from tests taken before January 21, 2026 must meet current 0-120 requirements; scores from after this date will be reviewed case-by-case using ETS equivalency tables.」(2026年1月21日より前に受けたTOEFL iBTスコアは現行の0〜120基準を満たす必要があり、それ以降のスコアはETSの換算表を使って個別に審査する)

ここを読み違えると出し直しになる

要件ページに「4.5」とだけ書いてあっても、それが総合点なのか各セクションの下限なのかは大学によって違います。トロント大学は「an overall score of 4.5 with 4.5 in Writing and 4.0 in Speaking」と3つの数字を並べ、ReadingとListeningには下限を置いていません。UCDは「4.5 with no less than 4.5 in each section」で4技能すべてに下限を置いています。同じ4.5でも中身が別物です。

海外大学(アメリカ)は、同じ大学の中でも進む専攻ごとに基準が別々

アメリカで特徴的なのは、全学の最低ラインと専攻別のラインが公式ページの同じ画面に並んでいることです。アリゾナ州立大学(Arizona State University)は学部入学の要件を4段階に分けて公表しています。

プログラム区分 TOEFL iBT(旧) TOEFL(1〜6) IELTS Duolingo Cambridge
一般要件のプログラム 61 3.5(4技能すべて3.5) 6.0 95 170
看護学部(Bachelor of Science in Nursing) 76 4.0(4技能3.5) 6.5 100 176
Fulton工学部(上位要件のプログラム) 79 4.0(4技能3.5) 6.5 105 176
Cronkiteジャーナリズム学部(上位要件のプログラム) 100 5.0(4技能3.5) 7.0 120 ―

同じ大学の同じ学部入学でも、一般要件のTOEFL 61とジャーナリズム学部の100では39点も離れています。IELTSでいえば6.0と7.0、Duolingoでいえば95と120の差です。「アリゾナ州立大学はTOEFL 61」という1行だけを見て準備すると、志望する学部によっては足りません。なお看護学部だけはPTE Academicが受け付けられていません。

パデュー大学(Purdue University)の学部入学は、TOEFLだけ「We require a minimum」(最低限これを求める)という言い方で、IELTSとDuolingoは「Generally, applicants have a score of 6.5 or higher」(一般に出願者は6.5以上を持っている)という書き方です。同じページの中で断定の強さが違います。

試験 パデュー大学(学部)の記載 記載の強さ
TOEFL iBT(2026年1月21日以降) 4.5以上/各セクション4.0以上 「require a minimum」
TOEFL iBT(同日より前) 88以上/各セクション20以上 「require a minimum」
IELTS Academic 6.5以上/各セクション6.0以上 「Generally, applicants have」
Duolingo English Test 115/全サブスコア110以上 「Generally, applicants have」
ACT English セクション26以上 代替手段として明記
SAT EBRW(読解・作文)600以上 代替手段として明記

パデュー大学は「Meeting the minimum English proficiency score does not guarantee admission.」(最低スコアを満たしても合格が保証されるわけではない)と明記し、出願書類全体を総合的に審査すると書いています。英語スコアは合格の必要条件であって、十分条件ではありません。

海外大学(イギリス)は、IELTSを軸にして他の試験を横へ並べる

イギリスの大学は「コースごとにIELTSの必要スコアを決め、他の試験はそこへ横並びさせる」という組み立て方をします。マンチェスター大学(The University of Manchester)は全学の目安表を公開しています。

IELTS総合 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5以上
TOEFL iBT(0〜120) 72 80 90 100 109〜120
TOEFL iBT(1〜6) 4(全技能4以上) 4.5(全技能4.5以上) 4.5(全技能4.5以上) 5 5.5
PTE Academic 59〜63 64〜69 70〜75 76〜78 79以上
Cambridge C1 Advanced / C2 Proficiency 162〜168 169〜175 176〜184 185〜190 191〜230
LanguageCert Academic 60 67 71 75 81以上

この表で目を引くのは、新スケールのTOEFLではIELTS 6.0と6.5がどちらも「4.5(全技能4.5以上)」に潰れている点です。マンチェスター大学の表記上、IELTS 6.0のコースと6.5のコースが、新TOEFLでは同じ数字で通ることになります。大学側も個別審査で運用すると書いており、移行期の粗さがそのまま表に出ています。

マンチェスター大学は「Each course and programme we offer has its own requirements in terms of English test scores.」(提供する各コース・各プログラムは、それぞれ独自の英語スコア要件を持つ)としたうえで、上の表は「typical scores for entry to Manchester」(マンチェスターへの入学の典型的なスコア)だと断っています。全学の表を鵜呑みにせず、志望コースのページを開くところまでが手順です。

受け付ける試験の種類にも細かい条件があります。マンチェスター大学はIELTS AcademicとIELTS UKVIを受け付け、One Skill Retakeもこの2つに限って認めますが、IELTS General・IELTS Home・IELTS Indicator・IELTS Life Skills・IELTS Onlineは受け付けていません。PTE Academic Onlineとホーム受験、TOEFL iBT Special Home Editionも同様です。

海外大学(カナダ)のトロント大学は、11種類の資格に別々の合格ラインを置く

トロント大学(University of Toronto)の学部入学ページは、英語力の証明手段を試験以外も含めて並べています。実測できた分を全部表にします。

証明手段 トロント大学(学部)の最低要件
TOEFL iBT(2026年1月21日以降) 総合4.5/Writing 4.5・Speaking 4.0
TOEFL iBT(同日より前) 総合89/SpeakingとWritingが各22
IELTS Academic(IELTS Onlineを含む) 総合6.5/どのバンドも6.0以上
Duolingo English Test(2024年7月1日以降の受験) 総合120/Production 120
PTE Academic 総合65/どのパートも60以上
Cambridge C1 Advanced / C2 Proficiency 総合180/各構成要素170以上(B2 Firstは不可)
CAEL(CAEL Onlineを含む) 総合70/どのパートも60以上
ELDA/COPE 合計86(Writing 32・ReadingとListening各22)
IB English English A(HLまたはSL)で4以上、またはEnglish B HLで7
GCSE/IGCSE/O Level English 最終評価B(改定後の表記では6)以上
英語圏の大学での学修 1年間のフルタイム+移行可能な通年科目4つでC以上

ELDA/COPEには「Discretionary Range(裁量の帯)」という珍しい仕組みがあり、合計80以上でもWriting 32・ReadingとListening各22を満たしていれば自動で再審査されます。ただし大学側は「As we cannot guarantee that these scores will be accepted」(これらのスコアが受理されると保証はできない)として、別の試験を受け直すことを勧めています。

受け付けないものもはっきり書かれています。TOEFLについては「TOEFL MyBest (super-scored) results will not be used.」(TOEFLのMyBest=スーパースコアの結果は使わない)、IELTSについてはIndicatorとOne Skill Retakeを認めないと明記されています。複数回の受験から技能ごとの最高点を寄せ集める方法は、トロント大学では通りません。指定スコアは1回の受験日で揃える必要があります。

海外大学(オーストラリア)のシドニー大学は、換算表でIELTSを他試験へ移す

シドニー大学(The University of Sydney)は全学の標準要件を1文で置いています。「The University’s standard English language proficiency requirement is set at an IELTS overall score of 6.5 with no band below 6.0; however, some faculties and courses have different requirements.」(本学の標準的な英語力要件はIELTS総合6.5・どのバンドも6.0以上に設定されている。ただし一部の学部・コースは別の要件を持つ)

他の試験はすべて、学内の換算表(English language concordance table、2025年11月27日最終更新)で置き換えます。総合点の対応は次のとおりです。

IELTS Academic TOEFL iBT PTE Academic LanguageCert Academic Cambridge C1/C2
5.5 62 54 54 162
6.0 73 60 61 169
6.5 85 64 67 176
7.0 96 72 73 185
7.5 105 78 81 191
8.0 112 82 88 200

技能別の下限も同じ表に載っています。IELTS 6.0の各バンドはTOEFLのRead/Listen/Speak 17・Write 19に、IELTS 6.5はRead/Listen/Speak 20・Write 22に対応します。つまりシドニー大学でIELTS 6.5相当をTOEFLで示すなら、総合85だけでなくWriting 22も要ります。

受け付ける試験の版にも条件があります。TOEFLは「only the TOEFL Australia version is accepted, which is reported on a 0-120 scale」(受け付けるのはTOEFL Australia版のみで、0〜120スケールで報告される)とされ、TOEFL Home EditionとIELTS Onlineは受け付けていません。Cambridge C1/C2とLanguageCertは、外部の登録・認定要件があるコースでは使えないと注記されています。

海外大学(ニュージーランド)の学部は、IELTS 6.0・TOEFL iBT 80が標準ライン

ニュージーランドの2校は、今回の6か国でいちばん低い入口を公表していました。ウェリントン・ヴィクトリア大学(Victoria University of Wellington)とオークランド大学(University of Auckland)の学部標準要件を並べます。

試験 ウェリントン・ヴィクトリア大学(学部標準) オークランド大学(学部標準)
IELTS Academic 総合6.0/どのバンドも5.5以上 総合6.0/どのバンドも5.5以上
TOEFL iBT(0〜120) 合計80 総合80/Writing 21
TOEFL iBT(1〜6) ページに記載なし 総合4.0/Writing 4.0
PTE Academic 50/Communication 42以上 50/Communicative 42以上
Duolingo English Test 105/どのバンドも95以上 ページに記載なし
Cambridge C1 Advanced / C2 Proficiency 169/どの技能も162以上 169/どのバンドも162以上
LanguageCert Academic ページに別体系で記載 総合65/どの技能も60以上
NZCEL Level 4(Academic) ページに記載なし

2校ともIELTSは総合6.0・バンド5.5で揃っていますが、TOEFLの扱いが違います。ウェリントン・ヴィクトリア大学は学部標準で「Total score of 80」と総合点だけを置き、オークランド大学は総合80に加えてWriting 21を要求します。IELTSでは同じ入口でも、TOEFLで出すと難度が変わります。

オークランド大学は国際的な扱いとして「The TOEFL iBT 6-point scale replaced the 120-point scale in January 2026. The latter may continue to be used as long as the test was taken within the normal 2-year validity period.」(TOEFL iBTの6点スケールは2026年1月に120点スケールを置き換えた。120点スケールは通常の2年間の有効期間内に受験したものであれば引き続き使用できる)と書いています。旧スケールのスコアが手元にある人は、2年の有効期間が切れるまではそのまま出せます。

海外大学(アイルランド)のUCDは、IELTS 6.5・TOEFL iBT 90が最低線

ダブリン大学ユニヴァーシティ・カレッジ(University College Dublin、UCD)は、アイルランドの高等教育機関の入学担当者グループが共同で作り、Academic Councilが承認した基準を全学の最低線として掲げています。

試験 UCDの最低基準
IELTS Academic 全構成要素の平均6.5/各バンド6.0以上(リテイクのスコアは不可)
TOEFL iBT(0〜120) 90/Writing 21以上・他の各セクション19以上
TOEFL iBT(2026年1月以降の1〜6) 総合4.5/各セクション4.5以上
Cambridge English 176以上/各ペーパー169以上
PTE Academic 63以上/Communicative Skillsの各項目59以上
Duolingo English Test 120/各サブスコア110以上
Oxford Test of English 総合140/各技能125以上
LanguageCert Academic 総合70/各技能65以上
Trinity ISE ISE 3で各技能merit以上
IELCA Academic 35以上/各バンド33以上

UCDはIELTSについて「Retake scores are not accepted」(リテイクのスコアは受け付けない)と明記しています。1技能だけ受け直して数字を上げるやり方はUCDでは通りません。またIELTS IndicatorとTOEFL Home Editionは「In 2026 we will accept」(2026年は受け付ける)としつつ、「It may not be recognised after that depending on the outcome of a review.」(その後は見直しの結果次第で認められなくなる可能性がある)と期限付きの扱いです。

UCDの資料には、この基準がNFQ Level 8以上のプログラムに適用される最低線であり、一部のプログラムではこれより高い要件を設定できると書かれています。「最低基準を満たした」と「志望プログラムの基準を満たした」は別の話です。

海外大学で落ちる原因は、総合点よりも「セクションの下限」にある

ここまでの8校の要件を通して見ると、総合点だけを書いている大学はほとんどありません。どこかの技能に下限が付きます。技能別の下限を1枚に集めます。

大学 総合の最低 技能別の下限(IELTSまたはTOEFL) 下限が付く技能
Purdue University(学部) TOEFL 88 各セクション20 4技能すべて
University of Toronto(学部) TOEFL 89 Speaking 22・Writing 22 2技能のみ
University of Sydney IELTS 6.5 どのバンドも6.0 4技能すべて
University of Auckland(学部) TOEFL 80 Writing 21 Writingのみ
Victoria University of Wellington(学部) TOEFL 80 記載なし ―
University College Dublin TOEFL 90 Writing 21・他19 4技能すべて(Writingだけ高い)
Arizona State University(一般要件) TOEFL 61 新スケールで4技能3.5 4技能すべて

総合点は足りているのに1技能の下限で落ちる、という形がいちばん起きやすい落とし方です。とくにWritingに下限を置く大学が目立ちます。オークランド大学は総合80という低めの入口に対してWritingだけ21を求め、UCDはWriting 21・他19と、Writingだけ2点高く設定しています。

トロント大学のように、SpeakingとWritingの2技能だけに下限を置き、ReadingとListeningには置かない大学もあります。どの技能に下限が付くかは大学ごとに違うので、志望校の要件ページを開いて「どの技能に数字が書かれているか」を先に確かめるのが順序としては正しくなります。

海外大学へ送るスコアには、2年の有効期限と送り方の縛りがある

スコアを取れば終わりではありません。今回開いた8校すべてが、有効期限と送付方法について条件を書いていました。

大学 有効期限の書き方 送付方法
The University of Manchester 受験日から2年間有効。かつコース開始日(Welcome Week初日)に有効であること ―
The University of Sydney コース開始日の時点で受験から2年を超えないこと ―
Purdue University(学部) 過去2年以内に受けたもの 試験機関から直接。合格して入学を受諾したら公式スコアの提出が必要
University of Toronto(学部) 指定スコアを1回の受験日で揃えること ETSから電子送信(機関コード0982-00)/IELTSは試験センターから電子送信のみ
University of Auckland(学部) 旧スケールは通常の2年間の有効期間内なら使用可 TOEFLの機関コードは9481
University College Dublin 学校修了試験が2年より前のものは、別途試験を求められることがある ―

マンチェスター大学の「コース開始日に有効であること」という条件は見落としやすい線です。出願時点で有効でも、入学する頃に2年を過ぎていれば要件を満たしません。逆算すると、出願の1年以上前に取ったスコアは使えない場合があります。

送り方も自由ではありません。トロント大学は「We only accept scores submitted electronically by the IELTS test centre.」(IELTSのスコアは試験センターから電子送信されたものだけを受け付ける)とし、パデュー大学は「Official test scores must be received directly from the testing organization.」(公式スコアは試験機関から直接届く必要がある)と書いています。自分でPDFを送っても公式の証明にはなりません。

海外大学の英語スコアで、公表されていない数字

よく探されるのに、公式に数字が出ていないものを、公表されている範囲と合わせて並べます。

大学・数字 公表の状況
オックスフォード大学の学部要件(standard level/higher level) オックスフォード大学の公式ページで確かめる
メルボルン大学の英語要件 メルボルン大学の公式ページで確かめる
ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の学部要件 UBCの公式ページで確かめる
マンチェスター大学の技能別下限 全学の目安表には「sub-skill scores may also apply」とあるだけで、具体的な数値がコース横断の表に載っていない
ウェリントン・ヴィクトリア大学の新TOEFLスケール(1〜6)の基準 学部標準要件の表に0〜120の「80」しか載っておらず、1〜6の対応が書かれていない
各大学の合格者の平均スコア 今回開いたどの大学も、最低基準は公表しているが合格者の実際の分布を出していない
アリゾナ州立大学のCronkiteジャーナリズム学部のCambridge基準 他の3区分には数値があるが、この区分だけ該当ページに記載がなかった

「有名大学はTOEFL 100」といった1つの数字でまとめている説明は、今回8校の公式ページから採れた数字とは別の根拠で書かれています。実測した範囲では、学部入学の最低ラインが100に届く大学は、アリゾナ州立大学のジャーナリズム学部(上位要件のプログラム)だけでした。

海外大学の英語スコアで最後に確認しておくこと

この記事で並べた事実を、判断に使える形に畳みます。

確認すること 公式ページから読み取れる答え
学部入学の最低ラインはどのあたりか 実測8校ではIELTS 6.0〜6.5、TOEFL iBT 80〜90が中心
大学の最低基準を満たせば出願できるか 学部・専攻ごとに上乗せがある。アリゾナ州立大学では最大でTOEFL 39点の差
総合点だけ見ればよいか 8校中7校が技能別の下限を置く。Writingに下限を置く大学が多い
2026年のTOEFLはどう書かれているか 受験日が2026年1月21日より前か以降かで場合分けされている
複数回の受験を組み合わせられるか トロント大学はMyBestを使わないと明記。1回の受験日で揃える必要がある
IELTSのリテイクは使えるか UCDとトロント大学は受け付けない。マンチェスター大学は2種のIELTSに限り受け付ける
スコアの有効期限は おおむね受験日から2年。マンチェスター大学はコース開始日に有効であることまで要求
スコアはどう送るか 試験機関からの直接送付・電子送信を求める大学が複数ある

最後に残る変数は1つです。志望するのがどの大学のどの学部か。全学の最低基準は今回のように公式ページで数字が採れますが、学部別の上乗せはコースページ側にしか書かれていないことがあります。出願を決めたら、大学のトップページではなくコースの入学要件ページを開いて確認する必要があります。

この記事で使った海外大学の一次ソース

すべて2026年9月11日に開いて確認しました。留学情報サイトや比較サイトは1件も参照していません。各大学の入学要件ページとPDFのみです。

  • Purdue University|English Proficiency Requirements(学部・TOEFL/IELTS/Duolingo/ACT/SAT):admissions.purdue.edu/become-student/english-proficiency/
  • Arizona State University|English Language Proficiency Admission(学部・プログラム別の4区分):admission.asu.edu/international/undergrad/english-proficiency
  • The University of Manchester|English language requirements(全学の目安表・受け付ける試験の版):www.manchester.ac.uk/study/international/admissions/language-requirements/
  • University of Toronto|English Language Requirements(学部・11種類の証明手段):future.utoronto.ca/apply/english-language-requirements/
  • The University of Sydney|English language requirements(全学の標準要件):www.sydney.edu.au/study/how-to-apply/international-students/english-language-requirements.html
  • The University of Sydney|English language concordance table(2025年11月27日最終更新・PDF):www.sydney.edu.au/content/dam/corporate/documents/study/how-to-apply/english-language-concordance-table.pdf
  • Victoria University of Wellington|Standard undergraduate English requirements:www.wgtn.ac.nz/international/applying/entry-requirements/english-language/standard-undergraduate
  • University of Auckland|Undergraduate English language requirements:www.auckland.ac.nz/en/study/applications-and-admissions/entry-requirements/undergraduate-entry-requirements/undergraduate-english-language-requirements.html
  • University College Dublin|Minimum English Language Requirements(UCD Registry):www.ucd.ie/registry/prospectivestudents/admissions/policiesandgeneralregulations/generalrequirements/minimumenglishlanguagerequirements/
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次