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IELTSの結果はいつ出る?受験方式別の日数と成績証明書の扱い

IELTSの結果が出るまでの日数は、受験方式で大きく違います。コンピューター版は試験日から1〜5日後、ペーパー版は13日目の13時に、受験者ポータルで公開されます。同じ試験なのに、待つ日数がおよそ2週間ちがう形です。

この記事は、公益財団法人日本英語検定協会のIELTS公式サイト、JSAF-IELTS公式テストセンター、IDP EducationのIELTS公式サイトが公表している結果の公開日と成績証明書の扱いを並べ直したものです。数字はすべて2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。料金は公式サイトの表示どおり税込で記載しています。推測で埋めた数字は1つもありません。

目次

IELTSの結果は、コンピューター版が1〜5日後、ペーパー版が13日目

先に結論だけ置きます。どちらの方式も、まずオンラインのポータルサイトで公開され、紙の証明書はその後です。

受験方式 結果がポータルに出るまで 公開の時刻
コンピューター版 通常、試験日から1〜5日後 時刻の指定なし(登録メールアドレスに通知)
ペーパー版 13日目 13:00(日本英語検定協会の記載)
One Skill Retake 受験後1〜5日(試験後3〜5日との記載もある) 時刻の指定なし(メールで通知)

「13日目」は「13日後」ではありません。試験日を1日目として数えるのか翌日から数えるのかは公式サイトに説明がないため、この記事では公式の表記どおり「13日目」と書きます。JSAF-IELTS公式テストセンターのページでは同じものを「13日後」と書いており、2つのテストセンターで言い回しがそろっていません。

IELTSの結果を、方式別に1枚の表で比べる

結果の出方だけでなく、その前後の手続きの期限もまとめて並べます。日付が絡むものを全部1枚にしたのが次の表です。

手続き コンピューター版 ペーパー版
申込の締切 試験日の3日前 9:00まで(定員に達すると前倒しで終了) 公式サイトに別途記載
結果のポータル公開 試験日から1〜5日後 13日目の13:00
紙の成績証明書 試験日の2日後までに申請が必要 13日目の夕刻にテストセンターから登録住所へ郵送
本人宛ての紙の証明書 1人につき1通のみ
再採点(EOR)の申請 試験日から39日以内 筆記テスト受験日から39日以内
成績が使える期間 試験実施日から2年間

コンピューター版で紙の証明書がほしい人は、結果が出る前に動く必要があります。申請の期限が「試験日の2日後まで」なので、結果を見てから決めようとすると、公開が3日目以降にずれ込んだ時点で申請の窓が閉じています。

支払い方法は、日本英語検定協会のコンピューター版のFAQによるとクレジットカード決済のみです。

IELTSのペーパー版の結果は13日目の13時に出る

ペーパー版はスケジュールが固定されています。日本英語検定協会の試験結果ページの書き方をそのまま写します。

  • 結果は13日目の13:00にポータルサイト上で公開される
  • 紙の成績証明書は、13日目の夕刻にテストセンターから登録住所へ郵送される
  • ポータルで見えるスコアは「個人確認用」であり、公的な手続きには使用できない

3つ目が見落とされやすいところです。画面のスコアを印刷しても、出願書類としては通りません。大学や移民局へ出すのは、郵送されてくる成績証明書か、テストセンターが直接送る電子版です。

JSAF-IELTS公式テストセンターは、ペーパー版について「成績開示日から24時間かけて順次公開」と書いています。テストセンターによって、同じ13日目でも見えるタイミングに幅があるという意味です。

ペーパー版そのものが縮んでいる

日本英語検定協会のIELTSトップページには、2026年9月16日の時点で「IELTSコンピューター版は公式テストセンターで受験いただけます」という案内が出ており、テストセンターは東京・大阪・横浜・福岡・広島の5か所が挙げられています。ペーパー版の結果に関する記述は試験結果ページに残っていますが、これから申し込む人がペーパー版を選べるかどうかは、申込ページで確認する必要があります。

IELTSのコンピューター版は1〜5日、英語の公式ページは1〜2日と書いている

コンピューター版の日数は、見るページによって書き方が違います。実際に見えたものを並べます。

どこが書いているか 公表されている日数
日本英語検定協会(IELTS公式サイト・試験結果) 通常、試験日から1〜5日後
日本英語検定協会(コンピューター版FAQ) 受験後1〜5日以内に公開
IDP Education(コンピューターIELTS) 通常1〜5営業日以内
JSAF-IELTS公式テストセンター 1〜5日後
ielts.org(英語) most IELTS on computer test results are available within 1–2 days

日本の3団体はそろって1〜5日、英語のグローバルサイトだけが1〜2日です。IDPの表記だけ「営業日」となっている点も、そのまま写しています。土日をまたぐかどうかで着地が変わる可能性がありますが、どの団体も土日の扱いを明記していません。

この記事では、日本で受けるなら日本の団体が書いている1〜5日を基準に予定を組む形で読むのが安全だと考え、両方を並べました。どちらが正しいかを断定する材料は、公式サイトにありません。

IELTSの成績証明書は、本人宛ては1通しか出ない

結果の次に問い合わせが多いのが成績証明書(Test Report Form、略してTRF)の扱いです。ここは通数の制限がはっきり書かれています。

項目 公表されている内容
本人宛ての紙の成績証明書 おひとり様につき1通のみ
コンピューター版の紙の証明書 試験日の2日後までに別途申請が必要
ペーパー版の紙の証明書 13日目の夕刻に郵送
電子版(eTRF) 受験者ポータルからPDFでダウンロード
One Skill Retakeの証明書 eTRF(PDF)のみ

紙は1通だけなので、なくすと同じものは出てきません。複数の大学へ紙で出す必要がある場合は、自分の1通をコピーするのではなく、テストセンターから各機関へ直接送ってもらう仕組みを使います。

One Skill Retakeを受けた場合の証明書は、通常のTest Report Formとは書式が違います。JSAF-IELTS公式テストセンターは、赤枠の記載が通常版と異なると説明しています。

IELTSの成績証明書を大学へ送るのは、33日以内なら5通まで無料

認定機関(大学・移民局など)への追加送付は、申請するタイミングで料金が変わります。日本英語検定協会が公表している料金表です。

送り方・時期 料金(税込)
電子送信 無料
紙送付・試験日から33日以内(5通まで) 無料
紙送付・試験日から33日以内(6通目以降) 1通につき1,200円
紙送付・試験日から34日以降 1通につき1,200円
追跡可能郵便を付ける(国内宛て) 1通につき700円の追加
追跡可能郵便を付ける(海外宛て) 1通につき4,000円の追加

33日という区切りが料金の分かれ目です。申請後、4営業日以内に発行手続きが行われると書かれているので、出願の締切から逆算するなら、この4営業日と郵送日数を足した日数を見ておく形になります。

なお、ielts.orgの英語ページにも「テストセンターは5つの教育機関へ紙のTRFを無料で送れる」という記述があり、5通の枠は日本固有の扱いではないことが分かります。6通目以降の処理料金がかかる点も同様に書かれています。

IELTSの結果が使えるのは、試験実施日から2年間

成績が使える期間は、どのテストセンターも同じ表記です。

どこが書いているか 公表されている期間
日本英語検定協会 試験実施日より2年間(日本英語検定協会の表記)
JSAF-IELTS公式テストセンター 筆記テスト実施日から2年間(JSAFの表記)

起点は「結果が出た日」ではなく「試験を受けた日」です。コンピューター版なら結果が出るまでの1〜5日、ペーパー版なら13日は、すでに2年の中に含まれています。ペーパー版で受けた場合、手元に証明書が届いた時点で2年から約2週間が減っている計算になります。

出願の締切が2年の境目にかかりそうなときは、受験日そのものを前倒しする以外に伸ばす手段は公表されていません。

IELTSの結果に納得できないときは、39日以内に再採点を申請する

採点の見直しを求める制度は Enquiry on Results(EOR)と呼ばれています。期限と料金が決まっています。

項目 公表されている内容
申請期限(コンピューター版) 試験日から39日以内
申請期限(ペーパー版) 筆記テスト受験日から39日以内に必要書類を提出
料金 15,000円(税込)
料金の考え方 再採点を求める技能の数にかかわらず一律
結果が判明するまで 概ね3週間程度、場合によってはそれ以上

料金が技能数によらず一律という点は、申請の組み立てに重みが大きい条件です。1技能だけ出しても4技能すべて出しても15,000円(税込)です。

結果が出るまで概ね3週間程度かかるので、39日の期限ぎりぎりで申請すると、最初の試験日から2か月以上たってから確定することになります。出願の締切がある人は、この所要期間を先に確認しておく必要があります。

IELTSのOne Skill Retakeは60日以内、結果は3〜5日で出る

1技能だけ受け直せる制度もあります。結果の出方が通常の受験と少し違います。

項目 日本英語検定協会 JSAF-IELTS公式テストセンター
受験できる期間 初回の試験日から60日以内 初回試験日から60日以内に1技能のみ
受験料 コンピューター版19,250円/IELTS for UKVI 21,670円 18,000円(税込)
結果の公開 受験後1〜5日で公開 試験後3〜5日、メールで通知
成績証明書 eTRF(PDF)のみ 通常のTest Report Formとは書式が違う
対象 IELTSコンピューター版 コンピューター版のみ。ペーパー版とIELTS Onlineは対象外

受験料が2つのテストセンターで違います。日本英語検定協会が19,250円、JSAFが18,000円(税込)です。日本英語検定協会のページは税の区別を書いていないため、この記事では公式の表記をそのまま写しています。

JSAFは、再受験できるのは1回の試験に対して1技能のみで、日程の変更も1回限りだと書いています。また、すべての機関がOne Skill Retakeのスコアを認定しているわけではないため、提出先が受け付けるかどうかを事前に確認するよう注意を出しています。結果が3〜5日で出ても、送り先が受け取らなければ意味が無いという構造です。

日程を動かす場合の手数料も公表されています。コンピューター版は試験日の15日前までなら無料で何度でも変更でき、14日前から5日前までは受験料の25%が変更手数料、4日前以降は変更できません。キャンセルは15日前までなら受験料の25%が手数料として引かれ、14日前以降は返金がありません。

IELTSの結果の数字は、1〜9のバンドスコアで0.5刻み

返ってくる数字そのものの意味も並べておきます。IELTSは点数ではなくバンドで表されます。

バンド IDP Educationが公表している説明
9 英語を自由自在に使いこなす能力を有する
8 不正確さがみられるが、英語を自由自在に使いこなす能力を有している
7 英語を使いこなす能力を有し、複雑な言葉遣いに概ね対応できる
6 概ね英語を使いこなす能力を有する
5 不完全だが英語を使う能力を有しており、おおまかな意味を把握できる
4 慣れた状況においてのみ基本的能力を発揮できる
3 非常に慣れた状況で一般的な意味のみを伝える
2 片言で基本的な情報を伝える以外、コミュニケーションは不可能
1 基本的に英語を使用する能力を有していない
0 試験放棄

各技能のバンドと、総合評価のオーバーオール・バンド・スコアは、いずれも0.5刻みで示されます。成績証明書には、この総合評価と各パートのバンドスコアの両方が載ります。

正誤で採点されるリーディングとリスニングについては、IDPが40点満点との対応を公表しています。リーディング(アカデミック)はバンド5が40点中15点、バンド6が23点、バンド7が30点、バンド8が35点。リスニングはバンド5が40点中16点で、バンド6以上はリーディングと同じ23点・30点・35点です。ライティングとスピーキングは複数の試験官が課題達成度・一貫性・語彙力・文法などの基準で採点すると説明されています。

IELTSの結果で、公表されていない数字

よく探されるのに、公式に数字が出ていないものを、公表されている範囲と合わせて並べます。

数字 公表の状況
結果が出る正確な時刻(コンピューター版) 「1〜5日後」とあるだけで、公開時刻の記載が無い。時刻が書かれているのはペーパー版の13:00だけ
「13日目」が試験日を含むかどうか 日本英語検定協会は「13日目」、JSAFは「13日後」と書いており、数え方の説明が両方とも無い
紙の成績証明書が手元に届くまでの日数 発送日は公表されているが、到着までの日数は公表されていない
追加成績証明書が相手機関に届くまでの日数 「申請後4営業日以内に発行手続き」とあるだけで、到着までは書かれていない
再採点でスコアが変わった割合 公表されていない
One Skill Retakeの受験料の税の内訳(英検協会分) JSAFは税込と明記しているが、日本英語検定協会のページには税の区別が書かれていない
2026年9月1日以降の受験料 改定のお知らせがトップページに出ているが、今回参照した結果ページには金額が載っていない

IELTSの結果を「翌日に出る」と書いている記事は、日本の公式サイトの記載ではありません。日本の3団体はいずれも1〜5日と書いており、1〜2日と書いているのは英語のグローバルサイトだけです。

IELTSの結果で最後に確認しておくこと

受験を決める前と、受けた直後に確かめておきたい項目を並べます。

  • 出願の締切から逆算して、コンピューター版なら5日、ペーパー版なら13日以上の余裕があるか
  • 紙の成績証明書が要るなら、コンピューター版は試験日の2日後までに申請する
  • 本人宛ての紙の証明書は1通だけ。なくしても同じものは出ない
  • 大学へ送るなら、試験日から33日以内に申請して5通の無料枠を使う
  • 電子送信は無料。紙が要求されていないなら電子で済ませられる
  • 再採点を出すなら39日以内。15,000円(税込)で、結果まで概ね3週間
  • One Skill Retakeは初回試験日から60日以内。送り先が認定しているかを先に確認する
  • 成績が使えるのは試験実施日から2年。結果が出た日からではない

この中でいちばん取り返しがつかないのは、コンピューター版の紙の証明書の申請期限です。試験日の2日後という期限は、結果が公開される前に来ることがあります。紙が必要かどうかは、受ける前に決めておく形になります。

この記事の数字の出どころ

この記事に出てくる結果の公開日数、公開時刻、成績証明書の通数と料金、追加送付の無料枠、再採点の期限と料金、One Skill Retakeの条件と受験料、バンドスコアの説明は、すべて公益財団法人日本英語検定協会のIELTS公式サイト、JSAF-IELTS公式テストセンター、IDP EducationのIELTS公式サイト、ielts.orgに掲載されている内容です。2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。数字が団体ごとに違う箇所は、どちらかに寄せず両方を並べています。公表されていない数字は、この記事には書いていません。

この記事で使ったIELTSの一次ソース

すべて2026年9月16日に開いて確認しました。リンクは張らず、URLをそのまま記載します。

公益財団法人日本英語検定協会|IELTS 試験結果(コンピューター版1〜5日・ペーパー版13日目13:00・紙の証明書は1通・追加成績証明書の料金・再採点39日と15,000円・One Skill Retake)
https://www.eiken.or.jp/ielts/result/

公益財団法人日本英語検定協会|IELTSコンピューター版のよくあるご質問(結果は受験後1〜5日以内・申込締切は試験日の3日前9:00・紙の証明書は2日後までに申請・支払いはクレジットカードのみ)
https://www.eiken.or.jp/ielts/cdielts/frequently-asked-questions.html

公益財団法人日本英語検定協会|IELTS 公式サイト トップ(テストセンターは東京・大阪・横浜・福岡・広島/受験料改定のお知らせ)
https://www.eiken.or.jp/ielts/

JSAF-IELTS公式テストセンター|テスト結果(ペーパー版13日後・成績開示日から24時間かけて順次公開・コンピューター版1〜5日後・筆記テスト実施日から2年間)
https://jsaf-ieltsjapan.com/ielts/grades/

JSAF-IELTS公式テストセンター|IELTS One Skill Retake(60日以内・18,000円税込・結果は3〜5日・再受験は1技能のみ・変更は1回限り・認定機関の確認)
https://jsaf-ieltsjapan.com/ielts/cdielts/ielts-one-skill-retake/

IDP Education|コンピューターで受験するIELTSは1〜5日で結果がわかる(1〜5営業日以内・ペーパー版との違い)
https://ieltsjp.com/japan/about/which-test-do-i-take/computer-based-ielts

IDP Education|IELTSバンドスコア・採点方法(1〜9の段階評価・0.5刻み・各バンドの説明・40点満点との対応)
https://ieltsjp.com/japan/about/about-ielts/ielts-band-scores

IELTS|Fast test results and sharing(IELTS on paper は13日後・IELTS on computer は1〜2日・5機関まで無料送付)
https://ielts.org/take-a-test/your-results/fast-test-results-and-sharing

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