TOEFL iBTテストの受験料は、日本で受ける場合1回US$195です。通常の申込締切はテスト日の7日前(中6日)で、それを過ぎるとUS$40の手数料が乗ってUS$235になり、空席があればテスト日の2日前(中1日)まで申し込めます。
この記事は、ETSの日本事務局であるTOEFLテスト日本事務局とETSが公表している受験料・申込手順・締切を並べ直したものです。数字はすべて2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。金額はすべて米ドル建てで公表されており、公式サイトに円建ての定価はありません。米ドルの金額に税込・税抜の区別は付けられていないため、この記事でも税の内訳は付けていません(本文に出てくる円の金額は、公式が値下げを説明するために示した税抜・税込の区別のない換算例です)。推測で埋めた数字は1つもありません。
TOEFLの受験料はUS$195、申込締切はテストの7日前
まず答えだけ先に置きます。日本国内で会場受験・自宅受験のどちらを選んでも、TOEFL iBTテストの受験料は同額です。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 受験料(通常申込) | US$195 |
| 受験料(遅延申込) | US$235(US$195+手数料US$40) |
| 通常申込の締切 | テスト日の7日前(中6日) |
| 遅延申込の締切 | テスト日の2日前(中1日)※空席がある場合 |
| 申込の受付開始 | テスト日の約5か月前 |
| 支払い方法 | クレジットカード/PayPal |
| 自宅受験の受験料 | 会場受験と同額 |
円の定価は存在しません。支払いはクレジットカードかPayPalを通す形なので、実際に引き落とされる円の額は、決済した日のカード会社のレートと事務手数料で毎回変わります。公式サイトが円で説明しているのは、値下げを知らせた2025年3月のお知らせの中に出てくる例示だけです。
TOEFLの申し込み手順は、アカウント作成から4つの段階に分かれる
TOEFLテスト日本事務局が案内している申込の流れは、大きく4段階です。
| 段階 | やること | 公表されている条件 |
|---|---|---|
| 1 | Bulletin(受験要項・英語)を読む | 申込前に目を通すよう案内されている |
| 2 | ETSアカウント(My TOEFL Home)を作る | 「アカウント作成はたった2ステップ」と記載 |
| 3 | Register for a Test から会場・日時を選んで申し込む | 会場受験は Test Center を選択 |
| 4 | スコアの無料送付先を指定する(必要な人のみ) | テスト前日22時までなら4か所まで無料 |
アカウントに登録する氏名は、当日持っていく本人確認書類の表記とそろえる必要があります。申込画面ではパスポート等に記載されているとおりのローマ字表記を入力する形になっており、ここがずれていると当日の受付で問題になります。
申し込みそのものはオンラインで完結します。TOEFLテスト日本事務局の受験申込ページに書かれているのはオンライン申込の手順のみで、電話や郵送による申込の案内は掲載されていません。
TOEFLの申し込みで覚える締切は3本ある
申込まわりで日付が絡む期限は3種類です。どれも「テスト日の何日前」で数えます。
| 何の期限か | いつまで | 過ぎるとどうなるか |
|---|---|---|
| 通常の申込 | テスト日の7日前(中6日) | US$40の手数料が乗る |
| 遅延申込 | テスト日の2日前(中1日) | 申し込めない |
| 日時・会場の変更 | テスト日の4日前(中3日) | 変更できない |
| キャンセル(返金あり) | テスト日の4日前(中3日) | 返金されない |
| スコアの無料送付先の指定 | テスト前日の22時 | 1か所につきUS$29の有料になる |
「中◯日」という数え方に注意が必要です。テスト日の4日前(中3日)というのは、テスト日と手続き日の間に丸3日あるという意味です。日曜のテストなら水曜までが期限になります。
申込の締切は7日前、変更とキャンセルの締切は4日前です。つまり「通常料金で申し込める最後の日」を過ぎてからも、3日間だけ日程変更とキャンセルの窓は開いています。逆に言えば、遅延申込でテストの2日前に申し込んだ場合、その申込はもう変更もキャンセルもできません。遅延申込の期限(2日前)が、変更・キャンセルの期限(4日前)より後ろにあるからです。
TOEFLの申し込みでかかるお金を、受験料以外も全部並べた
受験料の外側に、手数料が何種類も設定されています。日本事務局が円やドルで具体的に公表しているのは、次の金額です。
| 何にかかるお金か | 金額 | 条件 |
|---|---|---|
| 受験料 | US$195 | 会場受験・自宅受験とも同額 |
| 遅延申込の手数料 | US$40 | テスト7日前を過ぎてから申し込むとき |
| 日時・会場の変更 | US$60 | テスト4日前までに手続き |
| キャンセル | 受験料の半額が返金 | テスト4日前までに手続き |
| 追加のスコア送付 | 1か所につきUS$29 | テスト日以降に送付先を追加するとき |
キャンセルの扱いは、返ってくる額ではなく「受験料の半額の返金」と書かれています。US$195で申し込んでいれば、戻るのはおよそUS$97.5で、残りの半額は戻りません。
日程を1回動かすとUS$60、つまり受験料のおよそ3割にあたる金額がかかります。キャンセルして取り直すと半額が消えるので、予定が固まっていない段階での申込は、金額の面で重みが大きい判断になります。
TOEFLの手数料は、ETSの英語サイトと日本の金額が一致しない
ここは間違えやすい点なので、実際に見えたものをそのまま出します。ETSの手数料ページを試験地を選ばずに開くと、次の金額が表示されます。
| ETSの手数料ページの表示 | 金額 |
|---|---|
| 直前申込(テスト日から7日以内) | US$49 |
| リスケジュール(日時変更) | US$69 |
| キャンセル/返金 | US$30 |
| 取り消したスコアの復活 | US$20 |
| 追加スコアレポート(1機関ごと) | US$29 |
| SpeakingまたはWritingの再採点 | US$80 |
| SpeakingとWriting両方の再採点 | US$160 |
| エクスプレススコアリング | US$129 |
日本事務局が案内している遅延申込US$40・日時変更US$60と、数字が食い違っています。これはETSのページ自体に「登録料を見るには試験場所を選択してください」と書かれているとおり、試験地を選ぶ前の表示だからです。
日本で受けるなら、日本事務局が出しているUS$40とUS$60のほうを見ます。一方で、再採点やスコア復活のように日本事務局のページに金額が出ていない項目は、ETSのページの数字が手がかりになります。この記事では両方を並べて、どちらの出どころかを明記しました。
TOEFLの受験料は2025年4月にUS$50下がっている
US$195という金額は、もともとの価格ではありません。2025年3月19日付のお知らせで、値下げが告知されています。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 改定日 | 2025年4月1日(火)以降に受験予約が行われる分から適用 |
| 改定前 | 1回 US$245 |
| 改定後 | 1回 US$195(US$50の減額) |
| 対象 | TOEFL iBT(自宅受験版を含む)/日本国内での受験分 |
| 対象者 | 日本在住で日本での受験を予約する人 |
| 公式が示した円の例 | US$1.00=150円の場合、36,750円が29,250円になる(US$50=7,500円の減額) |
値下げの対象は日本国内での受験分に限定されています。お知らせには「受験料の減額以外は、今まで通りの利用規約が適用」とあり、直前予約の追加料金やキャンセル料は従来どおりだと書かれています。
ネット上に残っているUS$245という数字は、2025年3月以前に書かれたものです。円で「約3万7千円」と書いてある記事も同様に、改定前の金額を基にしています。
TOEFLの申し込みで用意する本人確認書類は、会場と自宅で違う
受験料の次に事故が多いのが本人確認書類です。会場受験と自宅受験で認められる範囲が違います。
| 受験方式 | 公表されている本人確認書類 |
|---|---|
| 会場受験(日本国籍) | パスポートが原則。マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証なども示されている |
| 会場受験(外国籍) | パスポート、在留カード、特別永住者証明書 |
| 自宅受験 | パスポートのみ |
自宅受験はパスポート以外が認められていません。会場受験なら運転免許証やマイナンバーカードでも受けられるのに、自宅受験だけは範囲が狭いという構造です。パスポートを持っていない人が自宅受験を選ぶと、申し込めても当日受けられない事態になります。
支払いに使うクレジットカードは、本人名義でなくても構いません。日本事務局のFAQには、カード所有者の許可があれば自分名義以外のカードでも申し込めると書かれています。
TOEFLの申し込み後の日程変更とキャンセルは、どちらも4日前が期限
申し込んだあとに動かせる幅を整理します。期限はどちらもテスト日の4日前(中3日)です。
- 日時・会場の変更=US$60を払って、テスト日の4日前まで
- キャンセル=テスト日の4日前までに手続きすると、受験料の半額が返金される
- 4日前を過ぎると、変更もキャンセルもできず、返金もない
自宅受験も同じ期限です。自宅受験の日程変更にもUS$60がかかり、受験日の4日前(中3日)までに手続きする必要があると公表されています。自宅で受けるから直前でも動かせる、ということはありません。
なお、自宅受験は週4日・24時間の枠で予約から24時間後以降の日程が取れるとされており、会場の空き状況に左右されにくい形になっています。テストの時間・内容・受験料は会場受験と同じで、スコアリングの基準もスコアスケールも会場受験と完全に同じだと明記されています。
TOEFLの申し込み時にスコア送付先を入れると4か所まで無料
スコアを大学などに送る手続きは、タイミングで料金が変わります。
| いつ指定するか | 料金 | 上限 |
|---|---|---|
| テスト前日の22時まで | 無料 | 4か所まで |
| テスト日以降 | 1か所につきUS$29 | 記載なし |
締切はテスト前日の22時です。テスト当日の朝に思い出しても、もう無料枠は使えません。送付先が決まっているなら、申込の段階で4枠を埋めておくほうが総額を左右します。
スコアそのものの扱いも公表されています。受験日から3日以内に返却され、ETSアカウントで確認できます。PDF版は24時間から48時間前後でダウンロードできるようになります。スコアが使える期間はテスト日から2年で、この期間を過ぎるとPDF版のスコアレポートは自動で削除されます。
日本事務局のFAQには、紙のスコアレポートが2026年7月26日をもってサービス終了になったと書かれています。現在はPDF版のみです。紙で届くことを前提にした古い解説を読んで待っていると、届かないものを待つことになります。
TOEFLの受験回数に上限はないが、中3日を空ける必要がある
何回でも申し込めますが、間隔だけは決められています。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 受験回数の上限 | 「何度でも受けていただくことができます」(制限なし) |
| 受験間隔 | 一度受験してから次のテストまで中3日空ける必要がある |
| 年間の実施 | 年間約170日程度(全211回) |
| 会場数 | 全国約50か所 |
中3日というのは、受験日を含めずに3日間を空けるという意味です。日曜に受けたら、次に受けられるのは木曜以降になります。この間隔の中に入る日程は、申込画面でそもそも選べません。
実施日数については、受験者向けのページが「年間約170日程度(全211回)」と書いている一方、団体・教職員向けのページには「年間50日以上」「年間で計80回以上実施されています」と書かれています。数え方の説明が公式サイトに無いため、この記事では両方をそのまま並べます。
TOEFLは2026年1月21日から試験の中身が変わっている
申し込む前に知っておく変更があります。受験料や締切ではなく、テストそのものの構成です。
| セクション | 問題数 | 試験時間 |
|---|---|---|
| Reading(2段階アダプティブ) | 50問 | 30分 |
| Listening(2段階アダプティブ) | 47問 | 29分 |
| Writing | 12問 | 23分 |
| Speaking | 11問 | 8分 |
| 合計 | ― | 約2時間(音量調整や導入説明を含む) |
スコアの表し方も変わりました。従来の0〜120点に加えて、1〜6のバンドスコアが導入されています。移行期間として2年間は両方の表記が並記され、総合スコアは4つのセクションスコアの平均を0.5刻みで四捨五入して出す形です。
ReadingとListeningは2つのモジュールで構成され、最初のモジュールの正答率に応じて次のモジュールの難易度が変わります。新しいタスクとして Complete the Words、Build a Sentence、Write an Email、Listen and Repeat が加わったことも公表されています。受験料への影響は、このページには書かれていません。
TOEFLの申し込みで、公表されていない数字
よく探されるのに、公式に数字が出ていないものを、公表されている範囲と合わせて並べます。
| 数字 | 公表の状況 |
|---|---|
| 円建ての受験料(◯◯円) | 公式が円の定価を出していない。円が出てくるのは値下げ告知の「US$1=150円の場合」という例示だけ |
| キャンセル時の正確な返金額 | 「受験料の半額の返金」としか書かれておらず、端数や手数料の控除は公表されていない |
| 会場の正確な数と一覧 | 「全国約50か所」とあるだけで、会場名の一覧は申込画面の中でしか見られない |
| 再採点・スコア復活の日本での金額 | 日本事務局のページに金額が無く、ETSのページも試験地を選ぶ前の表示だった |
| 年間の日本国内の受験者数 | 公表されていない |
| 新形式に対応した受験料の改定予定 | 2026年1月の新形式の案内ページに、受験料の記載が無い |
| スコアの平均点(日本人受験者) | 今回参照した4ページには掲載がなかった |
TOEFLの受験料を「約3万円」と円で断定している記事は、その記事を書いた日のレートで割り算しただけの数字です。カードの決済レートは日々動くので、同じUS$195でも請求額はそろいません。
TOEFLの申し込みで最後に確認しておくこと
申込ボタンを押す前に、自分の目で確かめておきたい項目を並べます。
- テスト日の7日前を過ぎていないか(過ぎているとUS$40が乗る)
- 日程を動かす可能性があるなら、4日前を過ぎる前に動かす
- 遅延申込(2日前)で取ると、その申込はもう変更もキャンセルもできない
- 自宅受験を選ぶなら、パスポートを持っているか
- アカウントの氏名が、当日持っていく本人確認書類の表記とそろっているか
- スコアの無料送付先4か所を、テスト前日22時までに入れたか
- 前回の受験から中3日空いているか
- 支払いに使うカードまたはPayPalが使える状態か
この中でいちばん取り返しがつかないのは、遅延申込で取った枠です。2日前に申し込んだ時点で、変更・キャンセルの期限である4日前はすでに過ぎているので、US$195またはUS$235がそのまま戻らない形になります。
この記事に出てくる受験料、遅延申込の手数料、日時変更の手数料、キャンセルの返金割合、申込と変更の締切、本人確認書類、スコアの返却日数と使える期間、無料送付先の数、2026年1月からの試験構成は、すべてTOEFLテスト日本事務局(ETS Japan)とETSの公式サイトに掲載されている内容です。2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。US$195のおよそ半額という表現だけが編集部の割り算です。公表されていない数字は、この記事には書いていません。
この記事で使ったTOEFLの一次ソース
すべて2026年9月16日に開いて確認しました。リンクは張らず、URLをそのまま記載します。
TOEFLテスト日本事務局|会場受験TOEFL iBTテスト 受験申込(申込手順・支払い方法・本人確認書類・変更の期限)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/register.html
TOEFLテスト日本事務局|会場受験TOEFL iBTテスト よくある質問「申込・テスト日まで」(受験料US$195・遅延申込US$235・締切7日前と2日前・変更US$60・キャンセルは半額返金・申込開始は約5か月前)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/faq2.html
TOEFLテスト日本事務局|TOEFL iBTテストについて よくある質問「スコア」(返却3日以内・PDFは24〜48時間・無料送付先4か所・追加はUS$29・使える期間2年・紙のスコアレポートは2026年7月26日終了)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/faq4.html
TOEFLテスト日本事務局|TOEFL iBTテストについて よくある質問「テスト内容」(2026年1月からの1〜6のスコア表示・各セクションの時間)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/faq1.html
TOEFLテスト日本事務局|2026年1月から開始 TOEFL iBT特設ページ(2026年1月21日開始・問題数と時間・バンドスコア・アダプティブ)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/202601/
TOEFLテスト日本事務局|お知らせ 4月1日から受験料がUS$195(US$50減額)に改定へ(2025年3月19日付)
https://www.toefl-ibt.jp/release/20250319/
TOEFLテスト日本事務局|自宅受験型TOEFL iBTテスト TOEFL iBT Home Edition(受験料は会場受験と同じ・変更US$60・4日前)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/at-home/
TOEFLテスト日本事務局|団体・教職員向け TOEFL iBTテスト よくある質問(受験間隔は中3日・受験回数の上限なし)
https://www.toefl-ibt.jp/educators/toefl_ibt/faq/
TOEFLテスト日本事務局|会場受験TOEFL iBTテスト(年間約170日程度・全211回・全国約50か所・スコアは3日以内)
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/
ETS|TOEFL iBT試験手数料(試験地を選ぶ前に表示される手数料の一覧)
https://www.ets.org/content/ets-org/language-master/ja/home/toefl/test-takers/ibt/register/fees.html

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