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英語のスピーキングテストは何がある?種類とスコアの対応

日本国内で申し込める英語のスピーキングテストは、運営団体が公表している範囲で数えると8つあります。話す時間そのものは、英検5級の約3分から、IELTSの11〜14分、PROGOSの20分まで、6倍以上の開きがあります。受験料も1,100円から15,000円まで、13倍以上ちがいます。

この記事は、公益財団法人日本英語検定協会(英検・英検S-CBT・TEAP)、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC=TOEIC)、ETS(TOEFL iBT)、IELTS(British Council/IDP/Cambridge University Press & Assessment)、株式会社ベネッセコーポレーション(GTEC)、PROGOS株式会社(PROGOS)が公表している試験概要を、スピーキング部分だけ抜き出して並べ直したものです。数字はすべて2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。推測で埋めた数字は1つもありません。

目次

英語のスピーキングテストは、国内で受けられるものだけで8種類ある

「スピーキングテストを受けたい」と思ったとき、最初に詰まるのは名前の多さです。まず、各運営団体が公表している「話す試験」だけを1枚に並べます。

テスト名 運営団体 話す時間 形式 スコアの出し方
英検(従来型)二次試験 公益財団法人日本英語検定協会 約3分〜約10分(級による) 面接委員と対面 英検CSEスコア
英検S-CBT 公益財団法人日本英語検定協会 15分(全級共通) ヘッドセットへの吹込み式 英検CSEスコア
TOEIC Speaking テスト IIBC 約20分(11問) 会場のパソコンに吹き込む 0〜200点(10点刻み)
TOEFL iBT のSpeaking ETS 約8分(11問) パソコンに吹き込む 1〜6スケール
IELTS のSpeaking British Council/IDP/Cambridge 11〜14分(3パート) 試験官と対面インタビュー バンドスコア
TEAP のSpeaking 公益財団法人日本英語検定協会 約10分(4問) Examinerと1対1 100点満点
GTEC のSpeaking 株式会社ベネッセコーポレーション 公表なし 吹込み式 合計スコアに含まれる
PROGOS PROGOS株式会社 20分(5パート) 吹込み式 CEFR(Pre-A1〜C2)

この表で大きく分かれるのは、人と話すか、機械に吹き込むかの2つです。英検の従来型二次試験、IELTS、TEAPの3つは人が相手です。英検S-CBT、TOEIC Speaking、TOEFL iBT、GTEC、PROGOSはパソコンやヘッドセットに向かって話します。

もう1つ分かれるのは「単独で受けられるか」です。TOEIC Speaking テストとPROGOSはスピーキングだけを単独で申し込めます。英検・TOEFL iBT・IELTS・TEAP・GTECは、原則として他の技能とセットになっています。

英検のスピーキングテストは、級によって3分から10分まで開きがある

英検(従来型)は、一次試験と二次試験に分かれています。二次試験が面接形式のスピーキングテストです。協会は級ごとに試験時間を公表しているので、そのまま表にします。

級 一次試験(リーディング・ライティング) 一次試験(リスニング) スピーキングの時間 技能ごとの満点(英検CSEスコア)
1級 100分 約35分 英語での面接 約10分 850点
準1級 90分 約30分 英語での面接 約8分 750点
2級 85分 約25分 英語での面接 約7分 650点
準2級プラス 85分 約25分 英語での面接 約7分 625点
準2級 80分 約25分 英語での面接 約6分 600点
3級 65分 約25分 英語での面接 約5分 550点
4級 リーディング35分 約30分 スピーキングテスト 約4分 500点
5級 リーディング25分 約20分 スピーキングテスト 約3分 425点

協会は3級のページに「3級からライティング試験および面接試験が加わり、書く力・話す力が的確に測定されます」と書いています。つまり、面接形式のスピーキングテストが始まるのは3級からで、4級・5級のスピーキングテストは呼び名も位置づけも別のものです。

4級・5級のスピーキングテストは、別枠で扱われている

4級・5級には「二次試験」がありません。協会のページでは、一次試験の欄が「リーディング35分/リスニング約30分」(4級)のように2技能だけで書かれ、スピーキングテストはその外側に「約4分」「約3分」として並んでいます。名称も「二次試験」ではなく「スピーキングテスト」です。この記事では公式の書き方をそのまま写しています。

技能ごとの満点も級ごとに違います。1級が850点、5級が425点で、ちょうど2倍の差です。協会は「技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています」と説明しています。

英検S-CBTのスピーキングテストは、全級15分で長さがそろっている

同じ英検でも、英検S-CBTのスピーキングテストは時間の設計がまったく違います。協会が公表している級別の試験時間は次のとおりです。

級 スピーキング リスニング リーディング・ライティング 合計時間の目安
準1級 15分 30分 90分 135分
2級 15分 25分 85分 125分
準2級プラス 15分 25分 85分 125分
準2級 15分 25分 80分 120分
3級 15分 25分 65分 105分

スピーキングの15分だけが、級を問わず同じ数字で並んでいます。従来型の面接が「3級5分・2級7分・準1級8分」と級ごとに伸びていくのに対して、S-CBTは全級15分です。合計時間のほうは準1級135分から3級105分まで動きます。

やり方も違います。協会の説明では、S-CBTのスピーキングは「ヘッドセットを使用して、音声を聞き取り、マイクに発話します(吹込み式)」。リスニングは「ヘッドセットで音声を聞き、PC画面に表示される選択肢をマウスでクリックして解答」、リーディングは「PC画面に表示される問題を読み、選択肢をマウスでクリックして解答」です。

S-CBTが実施しているのは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級の5つです。1級・4級・5級は英検S-CBTでは受けられません。また協会は「一次試験免除申請者は、スピーキング試験のみとなります」と注記しています。この場合は15分だけで終わります。

TOEICのスピーキングテストは11問・約20分で0〜200点

TOEICには、よく知られているリスニング&リーディング(L&R)とは別に、話す・書くを測るテストがあります。IIBCは「TOEIC Speakingは11問・約20分で、試験会場にてパソコンを使用して受験するテストです」と書いています。11問の内訳も公表されているので、そのまま並べます。

問題タイプ 問題数 解答時間 準備時間 採点スケール
Read a text aloud(音読) 2問 各45秒 各45秒 0〜3
Describe a picture(写真描写) 2問 各30秒 各45秒 0〜3
Respond to questions(応答) 3問 15秒または30秒 0秒 0〜3
Respond to questions using information provided(資料に基づく応答) 3問 15秒または30秒 45秒 0〜3
Express an opinion(意見を述べる) 1問 60秒 45秒 0〜5

準備時間が0秒の問題が3問あります。Respond to questionsだけは、問いを聞いたらそのまま話し始める設計です。逆に最後のExpress an opinionは、45秒の準備のあとに60秒話します。11問のうち、60秒話すのはこの1問だけです。

スコアは0点〜200点で、10点刻みです。IIBCはさらに、Speakingには1〜8の8段階のproficiency levelがあり、Pronunciation(発音)とIntonation and Stress(イントネーションとアクセント)がHIGH/MEDIUM/LOWの3段階で別に評価されると書いています。つまりTOEICのスピーキングテストは、1つのスコアのほかに「8段階」と「3段階×2項目」の情報が返ってきます。

スピーキングだけを単独で受けるか、ライティングとセットで受けるかを選べるのもTOEICの特徴です。セットで受けるTOEIC Speaking & Writing テストの場合、Writingは8問・約60分が加わります(写真描写5問で8分、メール返信2問で各10分、意見を述べる作文1問で30分)。

TOEFL iBTのスピーキングテストは2026年1月に形式が変わっている

TOEFL iBTのスピーキングテストは、2026年9月16日時点でETSが公表している構成が、以前広く知られていたものと違います。ETSのTest Contentページに載っている表をそのまま写します。

セクション タスクの種類 項目数 おおよその基準時間
Reading Complete the Words/Read in Daily Life/Read an Academic Passage 50 30分
Listening Listen and Choose a Response/Listen to a Conversation/Listen to an Announcement/Listen to an Academic Talk 47 29分
Writing Build a Sentence/Write an Email/Write for an Academic Discussion 12 23分
Speaking Listen and Repeat/Take an Interview 11 8分

Speakingは11項目・おおよそ8分で、タスクの種類は「Listen and Repeat」と「Take an Interview」の2つだけと書かれています。テスト全体は「directionsを含まずおよそ2時間を見ておくように」「テストが適応型なので、試験時間と項目数は変わることがある」と注記されています。

スコアのスケールが1〜6に変わっている

ETSはScoringの欄に、こう書いています。①4つのセクションスコアと総合スコアを1〜6のスケールで受け取る。②総合スコアは4セクションの平均を最も近いハーフバンドに丸めたもの(平均が5.125なら総合スコアは5)。③2026年1月以降の2年間の移行期間は、0〜120スケールの対応スコアも併せて受け取る。つまり「TOEFLは120点満点」という説明は、移行期間の併記スコアのほうを指していることになります。

受験方法は2つ公表されています。認定テストセンターのパソコンで受けるTOEFL iBT test と、自宅のパソコンで人間の試験官に監督されながら受けるTOEFL iBT Home Edition です。この記事では、ETSがこの2つ以外の実施方法を書いていないため、他の受け方は書きません。

IELTSのスピーキングテストは11〜14分の対面インタビュー

IELTSのスピーキングテストは、この記事で扱う8種類のなかで、いちばん細かくパート構成が公開されています。ielts.orgの記述をそのまま表にします。

パート 内容 時間 何を見るか(公式の説明)
Part 1 Introduction and interview。試験官が自己紹介と本人確認をしたあと、家・家族・仕事・学業・興味などの身近な話題を質問する 4〜5分 日常的な話題や共通の経験について、質問に答えて意見と情報を出せるか
Part 2 Long turn。タスクカードを渡され、1分の準備のあと2分間話し続ける。そのあと同じ話題で1〜2問聞かれることがある 3〜4分(準備時間を含む) 与えられた話題について、適切な言葉で、筋道を立てて長く話せるか
Part 3 Discussion。Part 2の話題に関連する論点を、より一般的・抽象的に、必要なら掘り下げて試験官と議論する 4〜5分 意見を説明し、分析・議論・推論ができるか

合計は11〜14分です。IELTSは「試験官との対面インタビューであり、スピーキングテストは録音される」と明記しています。採点は認定されたIELTS examinerが行い、見る観点は4つと書かれています。

  • Fluency and coherence=ためらいすぎずに普通の速さで話せるか。文と考えを筋の通った順番に並べ、つなぎ言葉・代名詞・接続詞を適切に使えるか
  • Lexical resource=語彙の幅と、意味を出すための正確さ・適切さ。知らない単語を別の言い方で言い換えられるか
  • Grammatical range and accuracy=文法の幅と、正確さ・適切さ
  • Pronunciation=相手が苦労せずに聞き取れる話し方ができるか

同じページには他の3セクションの時間も併記されています。Listeningがおよそ30分、Readingが60分(転記時間を含む)、Writingが60分です。スピーキングだけが「分」ではなく「11〜14分」という幅で書かれているのは、人が相手のインタビューだからです。

大学入試で使われるスピーキングテストは、TEAPとGTECの2つ

TEAPは日本英語検定協会が大学入試向けに運営しているテストです。4技能の構成が公表されています。

技能 試験時間 問題数 満点
Reading 70分 60問 100点
Listening 約50分 50問 100点
Writing 70分 2問 100点
Speaking 約10分 4問 100点

4技能とも満点は100点でそろっているのに、問題数はReadingの60問からSpeakingの4問まで15倍の開きがあります。TEAPのスピーキングテストの4問は、Part 1が受験者の生活に関する質問、Part 2が受験者がExaminerにインタビューするロールプレイ型、Part 3が1つのテーマに沿ったスピーチ、Part 4がQ&Aです。Examinerと1対1で、内容は録音されて採点に使われます。

2026年度のTEAPは年3回で、試験日は7月19日(日)・9月13日(日)・11月22日(日)と公表されています。検定料は4技能パターン(Reading/Listening+Writing/Speaking)が15,000円、2技能パターン(Reading/Listening)が6,000円です。2技能パターンにはスピーキングテストが入っていないので、9,000円の差がそのままWriting+Speakingの値段にあたります。

GTECはベネッセコーポレーションが運営しています。公式サイトが出しているのは合計スコアの上限で、タイプごとに数字が違います。中高生向けはCoreが840点、Basicが1080点、Advancedが1280点、大学生・社会人向けは各1000点です。Junior向けはJunior 1が400点、Junior 2が480点、Junior Plusが640点です。

PROGOSのスピーキングテストは20分・5パートでCEFRを返す

PROGOSは、スピーキングだけを測るテストです。公式サイトが公表している構成を並べます。

  • 受験時間は20分
  • Part 1(インタビュー)=10問の質問
  • Part 2(音読)=8つの文章
  • Part 3(プレゼンテーション)
  • Part 4(グラフ・図を用いたプレゼンテーション)
  • Part 5(ロールプレイ)
  • 結果はCEFR準拠のレベル判定(Pre-A1からC2まで)
  • 測定結果は最短2〜3分で返却可能
  • 受験料は1受験 1,100円(税込)

この記事で扱った8つのうち、結果がCEFRのレベルそのもので返ってくると公表しているのはPROGOSだけです。他のテストは独自のスコア(英検CSEスコア、0〜200点、1〜6スケール、バンドスコア、100点満点)で返り、CEFRとの対応は別の対照表で見ることになります。

返却の速さも他と桁が違います。最短2〜3分という数字は、人が採点する試験では出ない数字です。受験料1,100円も、この記事で確認できた受験料のなかでいちばん低い額です。

スピーキングテストのスコアをCEFRで並べると、比べられる範囲が見える

「英検2級はTOEICで何点か」を知りたいとき、日本でいちばん引かれてきたのが文部科学省の対照表です。ただし、この表には注意する点が3つあります。

確認したこと 公表されている内容
表の名前 「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(文部科学省、平成30年3月)
載っている試験 ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R/TOEIC S&W
後から作られた版 「大学入試英語成績提供システム参加予定の資格・検定試験とCEFRとの対照表」(令和元年8月作成)。こちらにはTOEICの列が無い
比べ方 4技能の合計スコアどうしの対応。スピーキング単独のスコアどうしの対応表ではない
CEFRの段 A1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階

いちばん大事なのは、この対照表が4技能合計のスコアで作られていることです。だから「TOEIC Speakingの何点が英検2級のスピーキングと同じか」という問いには、この表は答えません。表が答えるのは「TOEIC L&RとS&Wの合計1,150点から1,555点未満がCEFR B1にあたる」という形の対応だけです。

平成30年3月版で、CEFRのB1にあたるとされている数字を写します。実用英語技能検定は1950〜2299(英検CSEスコア)、GTECは960〜1189、IELTSは4.0〜5.0未満、TEAPは225〜308未満、TEAP CBTは420〜595未満、TOEFL iBTは42〜71未満、TOEIC L&R/S&Wの合計は1150〜1555未満です。この数字は平成30年3月時点のもので、その後にTOEFL iBTのスコアスケールは1〜6へ変わっています。そのまま今の試験に当てはめられる保証はありません。

スピーキングテストの受験料は1,100円から15,000円まで開いている

最後に、公式サイトに金額が出ているものを並べます。

申し込むもの 受験料(税込) スピーキング以外に含まれるもの 年度・条件
PROGOS 1,100円 なし(スピーキングのみ) 1受験あたり
TOEIC Speaking テスト 6,930円 なし(スピーキングのみ11問) 単独受験
英検(従来型)3級・本会場 6,800円 リーディング・ライティング・リスニング 2026年度
英検S-CBT 3級 7,700円 リスニング・リーディング・ライティング 2026年度
英検(従来型)2級・本会場 9,000円 リーディング・ライティング・リスニング 2026年度
英検S-CBT 2級 9,600円 リスニング・リーディング・ライティング 2026年度
TOEIC Speaking & Writing テスト 10,450円 ライティング8問(約60分) 通常申込期間
英検(従来型)1級・本会場 12,400円 リーディング・ライティング・リスニング 2026年度
TOEIC Speaking & Writing テスト 13,200円 ライティング8問(約60分) 追加申込期間
TEAP 4技能 15,000円 Reading・Listening・Writing 2026年度

スピーキングだけを単独で申し込める2つ(PROGOS 1,100円・TOEIC Speaking 6,930円)が、そのまま安い側の2つです。他のテストは、スピーキング以外の技能の受験料も一緒に払うことになるため、金額が上がります。

日本英語検定協会は2025年11月10日の発表で、2026年度第1回検定から英検(従来型)・英検S-CBT・英検S-Interviewの検定料を全級一律100円引き下げると公表しました。上の表の英検の金額は、この引き下げ後の新料金です。

スピーキングテストで、公表されていない数字

よく探されるのに、公式に数字が出ていないものを、公表されている範囲と合わせて並べます。

数字 公表の状況
GTECのスピーキングテストの時間・問題数 公式サイトの該当ページで、スピーキング単独の試験時間と問題数が見つからなかった
GTECの技能別の満点 公表されているのはタイプ別の合計スコア(Core 840点/Basic 1080点/Advanced 1280点など)だけで、4技能の内訳が載っていない
Versantのスピーキングテストの時間・スコア範囲 Versantの公式サイトで確かめる
TOEFL iBTとIELTSの日本での受験料 各運営団体の公式ページで最新額を確かめる
英検の二次試験の合格基準スコア 技能ごとの満点は公表されているが、合格基準スコアの数値は協会のページに表の画像で示されている
スピーキング単独スコアどうしの換算表 文部科学省の対照表は4技能合計の対応であり、スピーキング単独の換算表は存在しない
TOEIC Speakingの1〜8段階と点数の対応 8段階があることは公表されているが、各段階の点数の区切りは公表されていない
ケンブリッジ英語検定のスピーキングテストの時間 文部科学省の対照表に載っている。最新はケンブリッジ英語検定の公式ページで確かめる

「スピーキングテストのスコアを1対1で換算する表」は、探しても公的なものが見つかりません。各テストが公表しているのは、自分のスコアとCEFRの対応までです。テストをまたいで比べたい場合、CEFRを経由するしかなく、その対応表も4技能合計で作られています。

スピーキングテストで最後に確認しておくこと

申し込む前に、公式サイトで自分の目で確かめておきたい項目を並べます。

  • 人と話すか、機械に吹き込むか(英検従来型・IELTS・TEAPは対面。英検S-CBT・TOEIC・TOEFL iBT・GTEC・PROGOSは吹込み式)
  • スピーキングだけで申し込めるか(単独で申し込めるのはTOEIC Speaking テストとPROGOS)
  • 話す時間の長さ(英検5級 約3分/TOEFL iBT 約8分/TEAP 約10分/IELTS 11〜14分/英検S-CBT 15分/TOEIC Speaking 約20分/PROGOS 20分)
  • 準備時間があるか(TOEIC Speakingは3問だけ準備時間0秒。IELTSのPart 2は1分の準備がある)
  • スコアの形(英検CSEスコア/0〜200点/1〜6スケール/バンドスコア/100点満点/CEFRレベル)
  • 提出先がそのスコアを受け付けるか(換算表は公的なものが無いので、提出先の指定をそのまま読む)
  • 受験料に何が含まれているか(TEAP 4技能15,000円と2技能6,000円の差は9,000円)
  • 受けたい級・種別が実施されているか(英検S-CBTは1級・4級・5級を実施していない)
  • TOEFL iBTのスコアスケール(2026年1月から1〜6。0〜120は移行期間の併記)

いちばん先に決めるのは「提出先が何を受け付けるか」です。スピーキングテストの間で公的な換算表が無い以上、テストを選んでから提出先を探すと詰まります。提出先の指定を読んでから、その指定に載っているテストのなかで、時間・形式・受験料を比べる順番になります。

この記事の数字の出どころ

この記事に出てくる試験時間、問題数、解答時間、準備時間、満点、スコアスケール、検定料、試験日は、すべて各運営団体・官公庁の公式サイトに掲載されている数字です。2026年9月16日に各公式サイトで確認しました。受験料の高い順・安い順の並べ替えと、TEAPの4技能と2技能の差額9,000円の計算だけが、公式の数字を編集部が並べ直し・引き算したものです。公表されていない数字は、この記事には書いていません。

この記事で使ったスピーキングテストの一次ソース

すべて2026年9月16日に開いて確認しました。リンクは張らず、URLをそのまま記載します。

公益財団法人日本英語検定協会|英検 各級の過去問・試験内容(1級/準1級/2級/準2級プラス/準2級/3級/4級/5級の試験時間)
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/

公益財団法人日本英語検定協会|英検CSEスコアについて(技能ごとの満点)
https://www.eiken.or.jp/eiken/result/eiken-cse_admission.html

公益財団法人日本英語検定協会|英検S-CBT 試験時間
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/administration/times/

公益財団法人日本英語検定協会|英検S-CBT 試験方法
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/administration/test/

公益財団法人日本英語検定協会|英検S-CBTについて
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/about/

公益財団法人日本英語検定協会|2026年度 実用英語技能検定(英検)検定料を一律100円引き下げ(2025年11月10日)
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2025/pdf/20251110_info_eiken.pdf

公益財団法人日本英語検定協会|TEAP 問題構成・見本問題
https://www.eiken.or.jp/teap/construct/

公益財団法人日本英語検定協会|TEAP 受験案内(試験日・検定料)
https://www.eiken.or.jp/teap/schedule/

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)|TOEIC S&W公開テストの形式と構成
https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/about/format.html

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)|TOEIC S&W公開テスト テスト結果について(スコア範囲・8段階)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide04.html

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)|TOEIC S&W公開テストの受験料・支払方法
https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide01_03.html

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)|TOEIC Speaking テスト
https://www.iibc-global.org/toeic/test/speaking.html

ETS|TOEFL iBT Test Content and Structure
https://www.ets.org/toefl/test-takers/ibt/about/content.html

IELTS|IELTS Academic: Speaking test format
https://ielts.org/take-a-test/test-types/ielts-academic-test/ielts-academic-format-speaking

株式会社ベネッセコーポレーション|GTEC
https://www.benesse.co.jp/gtec/

PROGOS株式会社|PROGOS
https://progos.ai/

文部科学省|各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/091/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2018/07/27/1407616_003.pdf

文部科学省|大学入試英語成績提供システム参加予定の資格・検定試験とCEFRとの対照表(令和元年8月作成)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/09/25/1420500_3_2.pdf

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