TOEIC Listening & Reading 公開テストの受験料は、紙の公式認定証の発行を希望する場合で7,810円(税込)、希望しない場合で7,700円(税込)です。一方、学校や企業がまとめて実施するIPテスト(団体特別受験制度)のTOEIC L&Rは4,230円(税込)で、同じ問題形式・同じスコア尺度でありながら金額は3,580円の差があります。
この記事は、TOEIC Programを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表している受験料を並べ直したものです。金額はすべて2026年9月16日にIIBCの公式サイト(iibc-global.org/group.iibc-global.org)およびIIBCの公開テストFAQで確認した税込価格で、編集部が独自に推計した数字は1つも含んでいません。
TOEICの受験料はいくら?まず結論の金額を並べる
TOEICという1語で語られがちですが、実際には受験ルートが2つ、テストの種類が複数あり、それぞれに別々の受験料が設定されています。ルートは「個人が自分で申し込む公開テスト」と「学校・企業が団体として実施するIPテスト(団体特別受験制度)」の2本立てです。同じTOEIC L&Rでも、どちらのルートで受けるかによって3,580円の差が生まれます。
まず、いちばん照会の多い代表的な金額だけを1枚の表にまとめます。以下はすべて税込・2026年9月16日時点でIIBCが公表している価格です。
| テストの種類 | 受験ルート | 受験料(税込) |
|---|---|---|
| TOEIC Listening & Reading | 公開テスト(紙の認定証あり) | 7,810円 |
| TOEIC Listening & Reading | 公開テスト(紙の認定証なし) | 7,700円 |
| TOEIC Listening & Reading | 公開テスト(リピート受験割引) | 6,710円 |
| TOEIC Listening & Reading | IPテスト(一般価格) | 4,230円 |
| TOEIC Speaking & Writing | 公開テスト(通常申込期間) | 10,450円 |
| TOEIC Speaking Test(単独) | 公開テスト(通常申込期間) | 6,930円 |
| TOEIC Bridge Listening & Reading | 公開テスト | 4,950円 |
| TOEIC Bridge Speaking & Writing | 公開テスト(通常申込期間) | 9,350円 |
この表だけで、世の中で「TOEICの受験料」と呼ばれている金額が4,230円から13,200円まで散らばっている理由が見えてきます。ひとつの数字を暗記するのではなく、自分がどのテストを、どのルートで、どの申込期間に受けるのかという3つの条件を先に決めるほうが早いということです。以降のH2で、この3条件を1つずつ分解していきます。
TOEIC L&R公開テストの受験料7,810円の内訳と110円の差
TOEIC L&R公開テストの受験料には、2026年時点で2つの価格が存在します。IIBCの「受験料・支払方法」ページによれば、紙の公式認定証の発行を希望する場合が7,810円(税込)、希望しない場合が7,700円(税込)で、その差は110円です。同ページには「紙の公式認定証発行を希望されない方は、上記受験料から税込110円引きになります」と明記されています。
ここで押さえておきたいのは、紙の発行を希望しなくてもスコアが手元に残らないわけではないという点です。IIBCは全受験者にデジタル公式認定証を発行すると案内しており、110円の差額は「紙の証書という物理的な媒体を受け取るかどうか」の差にすぎません。就職活動や社内提出で紙の原本を求められる予定があるかどうかが、この110円の判断基準になります。
| 選択肢 | 受験料(税込) | 受け取れるもの |
|---|---|---|
| 紙の公式認定証を希望する | 7,810円 | 紙の公式認定証+デジタル公式認定証 |
| 紙の公式認定証を希望しない | 7,700円 | デジタル公式認定証 |
| 差額 | 110円 | 紙の媒体の有無のみ |
なお、IIBCは受験料について「一度納入された受験料は返金できません」と公式サイト上で繰り返し記載しています。TOEIC L&R公開テストの申込ページにも、申込後は試験日時の変更・受験者の変更・受験料の返金ができない旨が書かれています。他のTOEICテストと異なり、L&R公開テストにはキャンセル手数料を引いて返金する仕組みが案内されていないため、申込のタイミングは慎重に決めたほうが安全です。
TOEICのリピート受験割引で受験料はいくら下がるのか
TOEIC L&R公開テストには、継続して受け直す人向けの「リピート受験割引」があります。IIBCの案内によれば、割引受験料は2026年12月の試験日までの利用で6,710円(税込)、2027年1月以降の試験日での利用で7,150円(税込)です。通常価格の7,810円と比べると、前者で1,100円、後者で660円が下がる計算になります。
この制度は2026年1月11日(日)実施の公開テストの申込から改定されました。IIBCのインフォメーションページ「TOEIC Listening & Reading公開テストリピート受験割引制度の改定について」には、改定後の利用可能期間が「受験した月の半年後から7ヵ月間に実施する公開テストのうち1回」と示されています。改定前は「受験した次の試験日から翌年同月まで」でしたので、直後の連続受験には使えず、半年空けてから使う制度へ性格が変わったことになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通常受験料 | 7,810円(税込) |
| 割引受験料(2026年12月試験日まで) | 6,710円(税込) |
| 割引受験料(2027年1月以降の試験日) | 7,150円(税込) |
| 紙の認定証を希望しない場合 | 上記からさらに110円引き |
| 利用できる回数 | 対象期間内のうち1回 |
| 利用条件 | 申込時と同じアカウントを使うこと |
| 対象外 | 団体バウチャー・振替受験バウチャーでの申込 |
IIBCは「この割引制度で申し込み後、さらにその次の受験にも同様の割引制度が適用されます」とも説明しています。つまり一度きりの特典ではなく、条件を満たし続ける限り連鎖していく仕組みです。ただし、団体バウチャーや振替受験バウチャーを使った申込には適用されないこと、そして申込時に同じアカウントを使う必要があることが明記されているため、アカウントを作り直してしまうと権利が途切れる点には注意が要ります。
TOEIC IPテスト(団体特別受験制度)の受験料一覧
TOEICのもう一方のルートが、学校や企業が団体単位で実施するIPテスト(団体特別受験制度)です。IIBCの団体担当者向けサイトに掲載されている一般価格・賛助会員価格は次のとおりで、TOEIC L&Rの一般価格は4,230円(税込)、賛助会員価格は3,130円(税込)です。
| テストの種類 | 一般価格(税込) | 賛助会員価格(税込) |
|---|---|---|
| TOEIC Listening & Reading | 4,230円 | 3,130円 |
| TOEIC Speaking & Writing(両方) | 9,215円 | 8,115円 |
| TOEIC Speaking または Writing(一方) | 6,285円 | 5,185円 |
| TOEIC Bridge Listening & Reading | 2,970円 | 2,200円 |
| TOEIC Bridge Speaking & Writing(両方) | 6,800円 | 5,960円 |
| TOEIC Bridge Speaking または Writing(一方) | 4,560円 | 3,960円 |
この表で目を引くのは、賛助会員価格の存在です。TOEIC L&Rでは一般価格との差が1,100円、TOEIC Bridge L&Rでは770円あります。賛助会員はIIBCの制度であり、個人が単独で申し込むものではなく、団体側が加入しているかどうかで決まります。受験者本人には選べない条件なので、勤務先や在学先がどちらの価格で実施しているかは、案内文の金額から逆算するのが実際的です。
IPテストの受験料は団体がIIBCへ支払う建て付けで、そこから先に受験者本人がいくら負担するかは団体ごとに異なります。全額を団体が負担する場合もあれば、一部または全額を受験者が負担する場合もあり、この部分はIIBCの公表範囲外です。金額の一次情報として使えるのは、あくまで上の一覧までと考えたほうが誤解がありません。
TOEIC IPテストのオンライン方式とマークシート方式の受験料の違い
IPテストにはマークシート方式とオンライン方式の2つがあります。受験料の面で先に結論を書くと、IIBCが公表している一般価格は両方式で同額です。TOEIC L&Rのマークシート方式もオンライン方式も4,230円(税込)×受験人数と案内されています。値段で選ぶ場面ではない、ということになります。
差が出るのは、金額ではなく実施の条件のほうです。IIBCの団体向けページによれば、マークシート方式の最低実施人数は10名からであるのに対し、オンライン方式は1名から実施できます。また、オンライン方式のTOEIC L&RはCAT(Computer Adaptive Test)方式を採っており、リスニングが約25分、リーディングが約37分、合計で約1時間と案内されています。マークシート方式の約2時間から半分ほどに短縮されている形です。
| 比較項目 | IPテスト(マークシート方式) | IPテスト(オンライン方式) |
|---|---|---|
| TOEIC L&Rの一般価格 | 4,230円(税込) | 4,230円(税込) |
| 最低実施人数 | 10名から | 1名から |
| TOEIC L&Rの所要時間 | 約2時間 | 約1時間(CAT方式) |
| 実施場所 | 団体が用意した会場 | インターネット環境があれば可 |
申込の締切もIIBCが公表しています。オンライン方式では、TOEIC L&RとTOEIC Bridge L&Rが5営業日前まで、TOEIC S&WとTOEIC Bridge S&Wが10営業日前までとされています。スピーキング・ライティングを含む種目のほうが締切が早いので、団体側で日程を逆算するときはここを起点にすると計画が崩れません。
TOEIC Speaking & Writing公開テストの受験料は10,450円
TOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)の公開テストは、L&Rよりも大きく価格帯が上がります。IIBCの申込方法・受験料ページによれば、通常申込期間の受験料は10,450円(税込)、追加申込期間は13,200円(税込)です。追加申込期間は通常の申込締切後に空席がある場合にのみ開かれる枠で、差額は2,750円になります。
TOEIC S&Wは、スピーキングだけを単独で受けることもできます。TOEIC Speaking Testの公開テストは通常申込期間で6,930円(税込)、追加申込期間で8,745円(税込)です。両方をセットで受ける10,450円と比べると、スピーキング単独のほうが3,520円安い計算になります。ただしスコアはスピーキングのみになるため、提出先がライティングのスコアも求めるかどうかで選択肢が決まります。
| テスト | 通常申込期間(税込) | 追加申込期間(税込) | 差額 |
|---|---|---|---|
| TOEIC Speaking & Writing Tests | 10,450円 | 13,200円 | 2,750円 |
| TOEIC Speaking Test(単独) | 6,930円 | 8,745円 | 1,815円 |
| TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests | 9,350円 | 12,100円 | 2,750円 |
同じS&W系でも、IPテストで受けると価格は下がります。前のH2で見たとおり、TOEIC S&WのIPテスト一般価格は9,215円(税込)、スピーキングまたはライティングの一方だけなら6,285円(税込)です。公開テストの10,450円とIPテストの9,215円では1,235円の差があり、L&Rほど大きくはないものの、団体で受けられる環境があるなら考慮する価値のある幅です。
TOEIC Bridgeの受験料を本体のTOEICと並べて見る
TOEIC Bridgeは、英語学習の初級から中級の段階に向けて設計されたテストです。受験料も本体より低く設定されており、TOEIC Bridge L&Rの公開テストは4,950円(税込)です。TOEIC L&R公開テストの7,810円と比べると2,860円低い水準になります。
IIBCの案内では、TOEIC Bridge L&Rの公開テストもインターネットのみの申込で、支払いはクレジットカード(Visa・Mastercard・JCB)またはコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマート)から選べます。コンビニ払いを選んだ場合は申込から3日以内の支払いが求められる旨が記載されています。
| テスト | 公開テスト(税込) | IPテスト一般価格(税込) | 公開とIPの差 |
|---|---|---|---|
| TOEIC Listening & Reading | 7,810円 | 4,230円 | 3,580円 |
| TOEIC Bridge Listening & Reading | 4,950円 | 2,970円 | 1,980円 |
| TOEIC Speaking & Writing | 10,450円 | 9,215円 | 1,235円 |
| TOEIC Bridge Speaking & Writing | 9,350円 | 6,800円 | 2,550円 |
この4行を横に見ると、公開テストとIPテストの価格差が最も大きいのはTOEIC L&Rの3,580円で、逆に最も小さいのはTOEIC S&Wの1,235円だと分かります。L&Rは受験機会が多く、団体実施も広く行われているため、ルートの選び方が総額に強く反映されるテストだということです。
TOEICの受験料の支払方法と申込期間
TOEICの公開テストは、いずれもインターネットからの申込のみです。IIBCの申込ページには、無料の会員登録とログインを済ませたうえで、試験日・時間帯・会場を選び、受験要領に同意し、申込フォームを送信し、受験料を支払って完了という流れが示されています。受験料の支払いが終わって初めて申込が完了する点は、どのテストでも共通です。
TOEIC S&WおよびTOEIC Speaking Testでは、通常申込期間はクレジットカードとコンビニエンスストアの両方が使えますが、追加申込期間はクレジットカードのみとIIBCが案内しています。追加申込を視野に入れるなら、カードを用意しておく必要があります。
TOEIC Bridge L&Rでコンビニ払いを選んだ場合は、申込から3日以内の支払いが求められます。期限を過ぎると申込が成立しません。
申込期間そのものも、実施日のかなり前に始まって早めに閉じます。IIBCが公開しているTOEIC L&R公開テストの例では、2026年11月15日(日)実施回のインターネット申込受付が2026年8月17日(月)10:00から10月5日(月)15:00締切、2026年12月6日(日)実施回が2026年9月11日(金)10:00から10月26日(月)15:00締切とされています。実施日の約6週間前には締め切られているという感覚で逆算すると安全です。
この申込期間の設計は、受験料そのものの話と切り離せません。通常申込期間を逃すと、S&W系では追加申込期間の高い価格しか選べなくなるからです。TOEIC S&Wなら10,450円が13,200円に、TOEIC Speaking Testなら6,930円が8,745円に上がります。カレンダーを押さえておくこと自体が、そのまま金額の話になっているということです。
TOEICの変更手数料とキャンセル手数料はいくらか
受験料の本体だけを見ていると見落としがちなのが、日程を変えたり取りやめたりしたときの手数料です。IIBCはテストごとに異なる金額を公表しています。
| テスト | 変更手数料(税込) | キャンセル時の扱い |
|---|---|---|
| TOEIC Speaking & Writing Tests | 2,750円 | 受験料から5,000円を差し引いた額を返金 |
| TOEIC Speaking Test(単独) | 1,815円 | キャンセル手数料3,150円を差し引いた額を返金 |
| TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests | 2,750円 | 受験料から5,000円を差し引いた額を返金 |
| TOEIC Listening & Reading | 公表なし(申込後の変更不可と記載) | 返金の案内なし |
ここで最も注意が要るのは、TOEIC L&R公開テストには変更・返金の仕組みが案内されていないことです。IIBCの申込ページには、申込後は試験日時の変更・受験者の変更・受験料の返金ができない旨が書かれています。S&W系には手数料を払えば動かせる余地がある一方、L&Rは申し込んだ時点で7,810円が確定すると理解しておくのが実態に近い読み方です。
また、S&W系であっても手数料を払えばいつでも動かせるわけではありません。IIBCは変更・キャンセルが「指定期間内」に限られること、そして追加申込期間中のキャンセルはできないことを明記しています。追加申込で13,200円を払った場合、その13,200円は取り消せないということです。価格が上がるうえに柔軟性も下がるため、追加申込は最後の手段と位置づけるのが理屈に合います。
TOEICを年に複数回受けたときの受験料の総額
TOEICは同じテストを繰り返し受けてスコアの推移を見る使い方が一般的です。そこで、IIBCが公表している金額だけを使って、受験回数ごとの総額を並べてみます。以下は編集部が公表価格を単純に掛け算・足し算しただけの計算で、推計や予測は含みません。
| 受け方 | 年2回の総額 | 年3回の総額 | 年4回の総額 |
|---|---|---|---|
| TOEIC L&R公開テスト(7,810円) | 15,620円 | 23,430円 | 31,240円 |
| TOEIC L&R公開テスト(紙なし7,700円) | 15,400円 | 23,100円 | 30,800円 |
| TOEIC L&R IPテスト(4,230円) | 8,460円 | 12,690円 | 16,920円 |
| TOEIC L&R IPテスト賛助会員(3,130円) | 6,260円 | 9,390円 | 12,520円 |
年4回で比べると、公開テストの31,240円に対してIPテストの一般価格は16,920円で、差は14,320円になります。賛助会員価格まで下がると12,520円で、公開テストとの開きは18,720円です。回数が増えるほどルートの選択が総額を大きく左右することが、数字の上でもはっきり出ます。
リピート受験割引を挟むとどうなるかも見ておきます。2026年12月の試験日までなら割引受験料は6,710円ですが、この割引は対象期間内で1回しか使えません。仮に年2回受けて1回に割引を当てた場合、7,810円+6,710円で14,520円となり、通常価格2回分の15,620円より1,100円下がります。割引は総額を大きく変える性質のものではなく、1回分の値引きとして考えるのが実像に合っています。
TOEICの受験料をめぐって混乱しやすい点の整理
受験料の情報は、複数の制度と複数のテストが同じ「TOEIC」という名前で語られるために混線しやすい領域です。IIBCの公表内容に照らして、取り違えやすい点を整理しておきます。
- 公開テストの7,810円とIPテストの4,230円は、どちらもTOEIC L&Rの正規の受験料です。どちらかが特別価格というわけではなく、受験ルートが違うだけです。
- 7,700円は値下げではなく、紙の公式認定証の発行を希望しない場合の価格です。デジタル公式認定証は全受験者に発行されます。
- 賛助会員価格は個人が申し込む制度ではありません。IPテストを実施する団体側の条件で決まります。
- リピート受験割引は自動で適用されるものではなく、申込時に同じアカウントを使う必要があります。
- 追加申込期間の価格は通常申込期間より高く設定されています。同じテスト・同じ日程でも金額が変わります。
とくに誤解が多いのは、IPテストのスコアが公開テストと同じ扱いになるかどうかという論点と受験料を混ぜてしまうケースです。この記事は公表されている受験料を並べることを目的としているため、スコアの扱いの違いについては金額の話とは分けて確認してください。金額が違うことと、スコアの使われ方が違うことは、別々に公表されている情報です。
もうひとつ、団体経由で受ける場合の自己負担額はIIBCの公表範囲に含まれていません。上の一覧に載っているのは団体がIIBCへ支払う受験料であり、そこから受験者本人がいくら負担するかは団体ごとの運用です。案内に4,230円と書かれていても、本人負担が0円のこともあれば全額のこともあるという前提で読む必要があります。
TOEICの受験料で最後に確認しておくこと
この記事で並べた数字を、判断に使える形で最後にもう一度まとめます。基準となる金額は3つだけです。TOEIC L&R公開テストの7,810円、TOEIC L&R IPテストの4,230円、TOEIC S&W公開テストの10,450円で、残りはこの3つからの派生として理解できます。
1つ目は、通常申込期間か追加申込期間かです。S&W系では2,750円または1,815円の差になります。2つ目は、紙の公式認定証が要るかどうかで、L&Rでは110円の差です。3つ目は、リピート受験割引の対象期間に入っているかどうかで、最大1,100円が下がります。
また、TOEIC L&R公開テストには申込後の変更・返金の案内がありません。日程が確定してから申し込むのが、金額の面では最も無駄が出ない進め方です。
受験料は改定されることがあります。実際にリピート受験割引は2026年1月11日実施回の申込分から制度が改定され、割引額と利用可能期間の両方が変わりました。この記事の金額は2026年9月16日時点でIIBCの公式サイトに掲載されていたものであり、申し込む直前には受験料・支払方法のページとインフォメーションのページを自分の目で確認することをおすすめします。
IPテストにおける受験者本人の自己負担額、賛助会員の加入条件と年会費、TOEIC Bridge L&Rの追加申込期間の価格については、IIBCの公表ページ上で今回確認が取れませんでした。これらは数字を推測せず、空欄のままにしてあります。TOEICの受験料を正確に押さえるうえでは、公表されている数字と公表されていない数字を分けておくことが、いちばん誤りが少ない扱い方です。

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