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ハングル能力検定の受験者数と合格率は?級別の公表データ

ハングル能力検定の第65回の受験者数7,293人と級別の合格率を並べた記事のアイキャッチ
ハングル能力検定の第65回の受験者数7,293人と級別の合格率を並べた記事のアイキャッチ

ハングル能力検定の受験者数は、2026年春季第65回で7,293人、出願者数は8,466人だった。

合格者は4,181人で、全級を合わせた合格率は57.3%となっている。

この記事は、ハングル能力検定協会が回ごとに公表している出願者数・受験者数・合格者数・合格率を、級別と回別に並べ直したものである。

年間の人数や増減率のように協会が直接出していない数字は、公表値をもとに編集部が計算した。

目次

ハングル能力検定の受験者数は第65回で7,293人

最新の公表回は2026年春季の第65回で、全級の受験者数は7,293人だった。

申し込んだ人(出願者)と、当日に試験を受けた人(受験者)は別に数えられている。

区分第65回(2026年春季)
出願者数8,466人
受験者数7,293人
合格者数4,181人
合格率(合格者÷受験者)57.3%

出願者のうち実際に受験した人の割合は約86.1%で、これは編集部が計算した値だ。

差し引くと、出願したのに受験しなかった人がおよそ1,173人いた計算になる。

試験は春季(6月の第1日曜日)と秋季(11月の第2日曜日)の年2回で、次の第66回は2026年11月8日に実施される。

ハングル能力検定の級別の受験者数と合格率

第65回の数字を級ごとに分けると、受験者がいちばん多いのは4級の2,220人だった。

級出願者数受験者数合格者数合格率
1級100人87人11人12.6%
2級378人327人92人28.1%
準2級1,034人915人237人25.9%
3級2,220人1,931人841人43.6%
4級2,605人2,220人1,583人71.3%
5級2,129人1,813人1,417人78.2%
合計8,466人7,293人4,181人57.3%

3級・4級・5級の3つで受験者の約81.8%を占め、初級から中級手前に人が集まる形になっている。

一方で2級より上は受験者が400人に届かず、1級は87人にとどまった。

合格率は級が上がるほど下がり、5級の78.2%に対して1級は12.6%だった。

受験者の級別の割合

級受験者数全級に占める割合
4級2,220人30.4%
3級1,931人26.5%
5級1,813人24.9%
準2級915人12.5%
2級327人4.5%
1級87人1.2%

割合は第65回の受験者数をもとに編集部が計算したもので、合計は四捨五入の関係で100%ちょうどにならない。

1級は面接の2次試験がある

1級だけは筆記と聞きとりの1次試験に受かった人が、面接の2次試験に進む仕組みになっている。

面接は約15分で、S・A・Bが合格、C・Dが不合格の5段階で評価される。

英語の試験の受験者数と比べてみたいときは、英語の資格試験の受験者数を比べた|試験別の年間受験者数にまとめている。↓

ハングル能力検定受験者数の推移(2019年〜2026年)

協会のサイトに回ごとに載った数字を、2019年春季の第52回から並べると次のとおりになる。

回実施出願者数受験者数合格者数合格率
第52回2019年春季9,307人8,071人5,307人65.8%
第53回2019年秋季10,924人9,589人6,608人68.9%
第54回2020年秋季13,772人12,176人9,590人78.8%
第55回2021年春季13,320人11,471人8,186人71.3%
第56回2021年秋季14,540人12,989人9,001人69.3%
第57回2022年春季12,409人10,895人7,814人71.7%
第58回2022年秋季11,905人10,446人6,840人65.5%
第59回2023年春季10,453人8,981人6,517人72.6%
第60回2023年秋季11,403人9,936人6,576人66.2%
第61回2024年春季10,362人8,856人5,737人64.8%
第62回2024年秋季11,573人10,028人6,560人65.4%
第63回2025年春季9,413人8,018人4,793人59.8%
第64回2025年秋季9,763人8,390人5,469人65.2%
第65回2026年春季8,466人7,293人4,181人57.3%

この14回のなかで受験者がいちばん多かったのは、2021年秋季の第56回の12,989人である。

第65回の7,293人はそのおよそ56%の水準で、編集部の計算では約43.9%の減少になる。

2019年春季の第52回(8,071人)と比べても、第65回の受験者数は約9.6%少ない。

季節の差をならすため春季どうしで比べると、第63回の8,018人から第65回の7,293人へ725人減った。

減少率は約9.0%で、出願者数も9,413人から8,466人へ約10.1%減っている。

ハングル能力検定の年間の受験者数

協会は年間の合計を出していないため、春季と秋季の2回分を編集部が足し合わせた。

年出願者数(2回の合計)受験者数(2回の合計)合格者数(2回の合計)
2019年20,231人17,660人11,915人
2021年27,860人24,460人17,187人
2022年24,314人21,341人14,654人
2023年21,856人18,917人13,093人
2024年21,935人18,884人12,297人
2025年19,176人16,408人10,262人

2025年の年間受験者数は16,408人で、2021年の24,460人より約32.9%少ない計算だ。

2020年は秋季の第54回だけが公表されているため、年間の合計の表からは外した。

2026年は春季の第65回しか終わっていないので、年間の数字はまだ出せない。

英語の検定試験の受験者数の動きは、英検の受験者数は年間何人?級別・方式別の内訳にまとめている。↓

ハングル能力検定の級別の合格率の推移

合格率は回ごとの上下が大きく、同じ級でも20ポイント以上動くことがある。

級第59回第60回第61回第62回第63回第64回第65回
1級18.9%6.5%7.7%14.0%10.5%10.5%12.6%
2級18.9%18.2%26.0%32.6%15.1%28.5%28.1%
準2級42.7%18.6%38.7%42.6%32.6%32.6%25.9%
3級75.2%63.8%49.0%59.7%59.5%66.8%43.6%
4級79.3%78.1%79.7%69.8%62.7%73.8%71.3%
5級85.6%85.2%83.5%82.8%80.8%76.9%78.2%

3級は第59回の75.2%から第65回の43.6%まで、7回のあいだに大きく振れた。

準2級も第60回の18.6%から第62回の42.6%まで開きがある。

合格点は固定で問題の難しさで合格率が変わるため、1回分の合格率だけで級の難しさを決めつけないほうがよい。

ハングル能力検定の合格点と平均点

どの級も100点満点で、聞きとり40点と筆記60点の合計で判定される。

級合格点必須得点(聞きとり/筆記)筆記の時間
1級70点以上16点/30点80分
2級70点以上16点/30点80分
準2級70点以上12点/30点60分
3級60点以上12点/24点60分
4級60点以上設定なし60分
5級60点以上設定なし60分

聞きとりの時間はどの級も30分で、4級と5級は必須得点がないかわりに聞きとりを受けていないと不合格になる。

回ごとの全国平均点

級第62回第63回第64回第65回
1級50点47点52点48点
2級61点55点60点60点
準2級65点60点62点58点
3級63点63点66点56点
4級69点65点71点68点
5級80点77点76点77点

第65回の3級は平均点が56点で、合格点の60点を下回った。

1級の平均点は1次試験のもので、どの回も合格点の70点より20点前後低い。

2026年春から出題が一部変わった

協会は第65回から一部の出題形式と設問を変えると案内している。

第65回の3級や準2級の合格率が下がった理由を、この変更と結びつける公表はない。

ハングル能力検定の累計の受験者数

1993年の第1回から第65回までの累計は、出願者数が575,140人、受験者数が510,007人になる。

級累計出願者数累計受験者数累計合格者数
1級6,083人5,524人638人
2級29,851人26,537人4,218人
準2級74,456人66,880人22,340人
3級141,564人125,692人69,926人
4級168,827人149,141人109,917人
5級153,416人135,361人109,912人
合計575,140人510,007人317,037人

合計には、第18回から第25回まで置かれていた準1級の人数も含まれている。

累計の合格者数を累計の受験者数で割ると、全回を通した合格率は約62.2%になる(編集部の計算)。

1級の累計合格者は638人で、30年あまりの累計受験者5,524人に対して約11.5%の計算だ。

このほか協会は2026年7月に入門級(248人)とIBT5級(612人)のオンライン試験を行っており、上の数字には入っていない。

ハングル能力検定とTOPIKの受験者数の比べ方

日本で受けられる韓国語の試験には、韓国政府が認定するTOPIK(韓国語能力試験)もある。

日本での実施団体である韓国教育財団は、日本では毎年約4万9千人がTOPIKを受験していると案内している。

項目ハングル能力検定TOPIK(日本実施分)
運営ハングル能力検定協会韓国教育財団
年間の受験者数16,408人(2025年の2回の合計・編集部計算)約4万9千人
累計受験者数510,007人(第1回〜第65回)延べ42万人以上(1997年〜2023年)

TOPIKの数字は「約」の概数で、年度の区切りもハングル能力検定の回とは一致しない。

そのため2つの試験の受験者数は、規模の目安として並べるところまでにとどめたい。

ハングル能力検定の受験者数で読み違えやすい点

読み違えやすい点
  • 「出願者数」と「受験者数」は別で、第65回では約1,173人の差がある
  • 合格率は「合格者÷受験者」で、出願者で割った値ではない
  • 秋季の受験者数は春季より多い年が多く、季節が違う回を並べると増減が大きく見える
  • オンライン試験(入門級・IBT5級)の人数は、春季・秋季の検定の集計に入っていない

2019年から2025年までの6年分では、2022年を除いて秋季の出願者数が春季を上回った。

年間の傾向を見るときは、春季と秋季を合わせた数字か、同じ季節どうしで比べるのが確実になる。

ハングル能力検定の受験者数で最後に確認しておくこと

この記事の要点
  • 最新の第65回(2026年春季)の受験者数は7,293人、合格率は57.3%
  • 受験者がいちばん多い級は4級(2,220人)で、3〜5級で約8割を占める
  • 受験者数のピークは第56回(2021年秋季)の12,989人で、第65回はそこから約44%減
  • 2025年の2回分を合わせた年間の受験者数は16,408人(編集部計算)
  • 合格率は級と回で大きく動き、第65回の1級は12.6%、5級は78.2%

次の第66回の結果が協会のサイトに載ったら、この記事の表も新しい回に差し替える。

反対に、海外で日本語を学ぶ人の数を知りたいときは、日本語学習者は海外に何人いる?国際交流基金の調査データにまとめている。↓

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